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祖母山&大障子岩縦走

2012/04/14(Sat)


天狗岩分岐付近まで来ると天候は急速に回復し始め、
ようやく・・・ようやく、待ちわびた、気持ちの良い青空が広がり、良い縦走日和となりました♪

20120414②22
天狗岩

20120414③01
ローソク岩

やっぱり、景色を見ながら歩くとテンションもアップ、疲労の度合いもだいぶ軽減されるので足取りも軽やかに歩き、祖母山頂直下の岩場も慎重に通過して、16時3分、祖母山頂(標高1,756.4m)に到着(9℃)

20120414③02
山頂直下の難所

20120414③04
傾山を望む
 
これで祖母・傾山の日帰り縦走は達成したのですが、完全縦走を達成するには障子岩尾根を越えないといけません。まずは宮原分岐で尾平への誘惑に負けないようにしなければ(苦笑)ちょうど、山頂には北谷登山口から登って来られたというご夫婦が居られたので、山頂とのツーショット写真をお願いしてから九合目小屋に向かいました。

20120414③03
祖母山頂にて

ゆっくり下って、10分ほどで到着。冬場は凍結して味わえなかった水場は普通に出ていたので、これから夜間行軍になるので、不慮の事態に備え、2.5リットルの飲料水を確保しました。その後は1個で500カロリーオーバーというドラえもんもビックリの大きなどら焼きでエネルギーを補給してから小屋をあとにしました。

20120414③05
水場

20120414③06
栗入り(^o^)

スズダケのうるさい登山道を抜け、馬の背を慎重に通過、誘惑の宮原分岐には17時6分に到着。休憩すると完全縦走達成への気持ちが途切れて下ってしまいそうになるので、足を止める事もなく、障子岩尾根方面に向かいました(苦笑)

20120414③07
馬の背より

20120414③08
障子岩尾根へ

寂しげな雰囲気の樹林帯を急ぎ足で通過して、17時29分、池の原の展望台に到着。

20120414③09
展望台より

せっかくの絶景、ゆっくりと楽しみたいところでしたが、
まだまだ先は長いので、後ろ髪を引かれながら先を急ぎました・・・。

甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根にある刃渡りのような岩場を過ぎると、大障子岩がグッと近づいて来るので、
いつもここで「あと少しで山頂」と喜ぶのですが、まだまだ、そう簡単には辿り着く事はありません(苦笑)

20120414③10
刃渡りの岩場

20120414③11
大障子岩、カッコイイなぁ~

周囲がアーベントロートに照らされる頃、ようやく大障子岩直下に辿り着きました。

20120414③12

20120414③13
アーベントロートに染まる大障子岩

なんとか太陽の残照があるうちに山頂に辿り着きたかったので、
急登を息を弾ませながら駆け登って、18時40分、大障子岩に到着(標高1,451m)

20120414③14
いよいよ、日没の時・・・

20120414③15
大障子岩にて

ホッとひと息したいところでしたが、まだ前障子が残っているので、ここで緊張の糸を切らすわけにはいかず、5分ほど休憩してから出発。これからが正念場、少し荒れ気味なルートなので、ルートを確認しながら慎重に先へと進まないといけません。残照があるうちに不明瞭なところは抜けておきたい、少しでも明るいうちに距離を伸ばしておきたいと先を急いで、20時8分、漆黒の闇にそびえる岩峰を無事に乗り越えて、ラストピークの前障子(標高1,409.2m)に到着。

P4143766.jpg

P4143767.jpg
前障子にて

周囲は夜の帳が下りているので何にも見えませんでしたが、
ここまで歩き通せた達成感、充実感で心がとても躍っています\(^o^)/

これから登山口まで2時間ちょっと・・・。

さすがに疲労の色が隠せませんが、自分自身を鼓舞しながら、前回はダラダラの下り道に嫌気が差したので、今回はその対策にデジタルオーディオプレーヤーをご用意(^o^)ローキーのテーマソングメドレー(Gonna Fly Now→Eye Of The Tiger→Burning Heart)で元気を貰いつつ、ラストはChariots of Fire(炎のランナー)を聴きながら、22時55分、無事に健男社まで戻って来る事ができました。

P4143770.jpg
鹿避けネット

P4143775.jpg
健男社にて

日帰りの縦走でも長期の縦走でも、軽荷でも重荷でも、縦走とは疲労→回復を繰り返しながら先に進む事だと僕は思っています。簡単に言えば、急登で体力を消耗した分、下りや平坦路では遅れた時間を取り戻そうと急がずにマイペースで疲労回復に勤め、更なる難所に備えると言ったところでしょうか(^o^)これは意外と簡単なようで難しく、常に先の事を考えながら進まなければできない事です。これらは入念な下調べや計画があって初めてできる事だと思います。

これから歩くコースの全容、自分の体力や体調等が把握できていなければ、知らない分だけキツイと思うし、その知らない分だけリスクを背負うと思います。今はインターネット最盛期、調べれば、大概の情報は手に入れる事ができるので、知り得た情報を頭に入れながら、日頃から良い方にも悪い方にも、色々な場面を考えながらイメージトレーニングをしていると、実際に縦走した時に気持ち分かもしれませんが、ちょっとは楽になると思うし、安全登山にも繋がると思います。

孫子の兵法にも『彼を知り己を知れば百戦して殆うからず』と書いてあるので(^o^)

自然を自分の目線以下に落として見ないように恐れ敬い、時には親友や恋人と接するような気持ちでも接して欲しいと思います。 ではでは、ゴールデンウィークは安全を第一の目標に掲げ、怪我等のない、充実した山歩きをお楽しみ下さい<(_ _)>
         
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縦走路へ・・・

2012/04/14(Sat)


傾山をあとにして、後傾を越え、足早に杉ヶ越分岐まで来ると、
前回まで倒れていなかった木が強風の影響なのか、倒れていました・・・。

20120414②01
杉ヶ越分岐

ガスに包まれて幻想的なセンゲン尾根を快適に歩いて、9時25分、九折越に到着。

20120414②02
センゲン尾根

20120414②03
九折越

他には誰も居らず、シーズン前の静寂を楽しんでから先へと進みました。

20120414②04
九折越小屋

展望のない縦走路を黙々歩き、手前の偽ピークを見送って、
三角点のある本物のピークの笠松山(標高1,522m)には、10時20分に到着。

20120414②05
展望のない縦走路

20120414②06
笠松山の三角点・・・抹茶ようかんでエネルギー補給(^o^)

小休憩してから先を急ぎましたが、この頃になると両膝が少し痛い、膝は無理をすると
ろくな事がないので、少しペースダウンしながら歩いて、11時13分、本谷山(標高1,643m)に到着。

20120414②07
本谷山

大休憩したい気分でしたが、今日のこの天候、下手に長く休憩するとカラダが冷えて寒いので、
ここでも小休憩のみに止めて、すぐに歩き始めました・・・本当に天候は回復するのでしょうかねぇ(苦笑)

20120414②08

相変わらず展望のないツライ縦走でしたが、この先には僕の大好きなブナ広場があるので、テンションも歩行スピードもアップ、ガスの中に佇むブナの木々は幻想的で思わずウットリ、心身共に癒されながら先へと進んで、しばらく進むと、12時13分、ブナ広場に到着(2℃)

20120414②09
スズタケの囲まれた縦走路

20120414②10
お気に入りの大木

手持ちの飲料水の残量は1.5リットルほど残っていましたが、せっかくなので、こちらで水を補給する事にしました。斜面を少し下って水場まで行くと、チョロチョロとしか出ていなかったので、ホースの入口付近を調べてみると、砂で埋まっていたので掘り起こし、再び砂で埋もれる事がないようにホースの入口付近を石で囲っておきましたが、また埋まって、出が悪くなっているかもしれません。

20120414②11
ブナ広場の水場 

この先の古祖母山までの登りがこの縦走路の正念場だと思っているので、グッと気合いを入れてから登り始めました。少し進んだところで太陽が顔を出し始め、「いよいよ天候も回復かな」と思いましたが、その後は再び雲の中へ消え去り、なかなか晴れてくれません。

20120414②12
ようやく陽射しが・・・

最初はダラッとした登り、先に進むにつれて左右をスズダケに囲まれた
湿度タップリの登山道の中をひたすら歩き続けて、13時47分、古祖母山(標高1,633.1m)に到着(4℃)

気持ちの中ではまだ午前中な気分でしたが、意外に時間をとられてしまっています。

このまま行けば、障子岩尾根を下るのはまた夜だなぁ(苦笑)

前回も夜に歩いているので焦る気持ちはないのですが、やっぱり、昼間歩くよりも
時間がかかってしまいますからねぇ、なんとか陽のあるうちに大障子岩には辿り着きたいものです・・・。

20120414②13
名物のハシゴ

20120414②14
古祖母山にて

この先も集中力が散漫にならないように、
大好きな芋けんぴで気分をリフレッシュ、新たな気持ちで先へと進みます。

20120414②15
最近では欠かす事のできない行動食(^o^)

もう半分以上の行程を歩いているのですが、先ほどまでの膝の痛みはどこかに消え失せ、適度な疲労感は両足に残るものの、これまで急がず騒がすのマイペースで歩いてきた恩恵で体力の消耗は少なく、気力体力共にまだまだ充実しています。

20120414②16
バイケイソウの芽立ち

古祖母山から障子岳までの縦走路もどことなく好きで、マンサクの歓迎を受けながら心躍りながら登り、山頂直下まで来ると、前回の冬の縦走時にはなかった鹿避けの物々しいフェンスが設置されていました。

20120414②22
春の使者マンサク

20120414②17
鹿避けのフェンス

20120414②18

扉を固定しているロープが何重にも施されていたので外すのにひと苦労して、14時41分、障子岳(標高1,703m)に到着(1℃)山頂にもヘリで運ばれたであろう物資が置かれていたので、只でさえ広くない山頂がより一層狭く感じたので、休憩はひと息入れる程度に止め、先を急いで出発。

20120414②19
障子岳にて

20120414②20
山頂付近のマンサク

20120414②21
祖母山側にも設置されています


祖母山&大障子岩縦走に続く・・・
         

傾山登山

2012/04/14(Sat)


昨日の22時30分過ぎに『道の駅原尻』に到着。アラームを1時30分にセットして就寝しましたが、さすがに3時間ちょっとでは辛かったので起きれず、結局、2時30分に起床・・・今日の行程を考えれば、本当は6時間の睡眠が欲しかったのですが致し方ありません。

手早く準備を済ませ、健男社に車を走らせて、3時40分に駐車場を出発(13℃)

20120414①01
健男社の駐車場

未だに霧雨が降っていましたが、天気予報では午後から晴れとの事、
早く天候が回復する事を祈りながら道路を50分ほど歩いて、九折登山口に到着。

20120414①02
休憩所

休憩所内にある登山届の用紙に必要事項を記入した後、入念にストレッチをしてから4時40分に出発。本日は飲料水を2.5リットル、その他の行動食を含めて、総重量8kgのザックを背負います。今までの縦走時の装備から比べると無きに等しいのですが、今回は登山としての日帰り縦走で、トレランではないので走ったりはせず、また、気象条件が変化する登山でタイムトライヤルは馬鹿げているので、コースタイムは参考程度にして、いつものように風景を楽しみながら歩き、24時間以内に戻ってくれば良いと決めています・・・その方が膝への負担も少ないですからねぇ。

久しぶりに通る三ツ尾までの登りは倒木等が多く、少々荒れ気味です。オマケに昨日までの雨の影響で岩肌が濡れてツルツル滑るので、なかなかペースを上げる事ができません。久しぶりの長距離の縦走なので体力を温存しながら、ゆっくりと歩いて、6時22分、大白谷分岐に到着(-1℃)

20120414①03
ガスの切れ間から三ツ坊主を望む

20120414①04
塩分の補給にと加えた行動食

遠く、東の空では太陽も顔を出し始めていたので、天候の回復も早いのでは・・・と期待していたのですが、先に進むにつれ、ガスは濃くなる一方で晴れる気配が感じられません。ダンコウバイの花々に慰められながら歩いて、6時47分、水場分岐に到着。この先からいよいよ三ツ坊主へと突入です\(^o^)/

20120414①05
ダンコウバイ

20120414①06
ケクロモジ

シットリと濡れて滑りやすい岩場でしたが、何度も通っているルートなので、可もなく不可もなく無事に通過する事ができましたが、一部、立ち入り禁止の黄色テープが張られてルートが変わっているところがあったので、通行される方は若干の注意が必要です。

20120414①07

 20120414①09
この岩場が立ち入り禁止との事

その後もガスの中を黙々を進み、 7時59分、思ったよりも早くに水場分岐と合流しました。

20120414①10

20120414①11
コース最大の難所かも・・・三点保持で問題はありません

ちょっと小腹が空いたので、大好きな丸ぼうろで
お腹を満たしてから傾山を目指して歩き始めました。

20120414①12

ガスの中に咲き乱れるアセビに色気を感じて、ドキッとしながら楽しく歩いて、傾山山頂直下まで来ると、ここでも従来のルートは通行禁止の黄色いテープが張られており、少し下をトラバースしながら歩いて迂回するようになっていました。

20120414①13
アセビ

20120414①14
相変わらずの悪天候

20120414①15
従来のルートは通行禁止

20120414①16
新ルート

その後は順調に歩き、マンサクに出迎えられながら、8時29分、傾山(標高1,602.2m)に到着(-2℃)

20120414①17
マンサク

20120414①18
傾山にて


縦走路へ・・・に続く。



         
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