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日本三大雪渓を辿って・・・最終日

2010/07/28(Wed)


午前1時30分、携帯電話のアラームで目が覚める。本日はいよいよ最終日ですが、有終の美を山頂で飾ろうと思い、蓮華岳まで朝駆けです。夜明けに間に合わなかったら嫌なので朝食は割愛して、テント内を片付け、サブザックにカメラ機材を詰め込んで、パパッと準備を済ませて外に出ると、満天の星空が広がっていました♪テントはあとから撤収する事にして、ロキソニンを飲んでから、3時30分にテント場を出発(9℃)風があって肌寒かったので、最初はソフトシェルのジャケットを羽織っていたのですが、ひと登りすると暑くなったので、ひと登りしたところで衣類調整。その後も気持ちは急くも、慌てず急がず、夜明けには間に合うように登って、4時32分、今回の遠征で最後のピークである蓮華岳(2,798.6m)に登頂。

う~ん、感無量♪

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朝焼け

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夜明けを待つ峰々

しばらくの間、他に誰も居ない貸切の山頂で
今回の山旅を振り返りながら、夜明けのショーを堪能しました。

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蓮華岳にて

いつまでも居たい気分でしたが、5時30分に下山を開始。山頂直下では船窪岳方面に向かわれるkasimaさんと再会したので、餞別にひとくち羊羹をお渡した後、ガッチリと握手を交わしてお別れしましたが、またどこかでお会いできる日を楽しみにしています♪

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針ノ木岳方面
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遠くには槍ヶ岳の姿も♪

この蓮華岳、登っている時は暗くて
よく分からなかったのですが、かなりの数のコマクサが群生しています。

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アオノツガザクラ

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針ノ木小屋を眼下に・・・

白花のコマクサもあるとの事だったので右に左に探しながら歩きましたが、
今回は残念ながら、白花のコマクサとは出逢い叶わずで、針ノ木々小屋まで戻って来ました。

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テント場

ポツンと1つだけ残ったテントをパパッと撤収した後、下山ルートは日本三大雪渓の針ノ木雪渓を下るので、小屋で軽アイゼン(500円)をレンタルして、7時22分に下山開始。やっと風呂に入れる喜びと100km以上の道のりを歩き通せた達成感で足取りも軽いのですが、それと同時に名残惜しいような後ろ髪を引かれるような気持ちも同時に込み上げてきます・・・。そんな複雑な心境の中、ジグザグの登山道を30分ほど下ると、 冷たい雪解け水が勢いよく流れる沢に到着。

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キーンと冷たい雪解け水で顔を洗い、シッカリと目を覚ましてから先を急ぎました。
少し下ると雪渓の入口になったので、小屋でレンタルした軽アイゼンを着用してから進みました。

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どこまでも続くスプーンカット

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ココを下ります!!

最初はサクサクと調子良く歩く事ができたのですが、時間が経つにつれて雪が溶けて柔らかくなり、ズルッと滑って、アイゼンがあまり効きません。時折、尻餅をつきながら難儀して歩いていると、ストック代わりになりそうな枝を発見!!もう1つ見つけて、即席のダブルストックで先に進みましたが、使い勝手良好でした(笑)陽射しや雪からの照り返しで暑かったのですが、底の方からそよそよと吹いてくる風はとても涼しくて、天然の冷風機です。束の間の『涼』を楽しみながら歩いて、9時3分、雪渓出口に到着。

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針ノ木雪渓をバックに・・・

軽アイゼンを脱着して先を急ぎましたが、今まで快適だった分、この先からは非常に暑く感じました。

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汗をダラダラかきながら歩いて、9時43分、大沢小屋に到着。
こちらには休憩所や湧水もあり、カップラーメン(450円)と冷たくて美味しい水をいただきました。

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最後のカップラーメン

お腹も膨れたところで、10時2分に出発。しばらくは気持ちの良い樹林帯を楽しみながら歩いていましたが、その後、乗車予定のバスの発車時刻(11時25分)に間に合うか、ちょっと怪しくなってきたので小走りで先を急ぎ、数回、道路を横切って、11時1分、無事に扇沢まで下山する事ができました。

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樹林帯が続く

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無事に下山♪

記念撮影も無事に終え、バス乗り場がある扇沢駅方面に歩き始めましたが、すでにここは観光地なので、薄汚れた身なりの僕にはちょっと居辛い場所でした。足早に切符売り場に向かい、大町温泉郷までの切符(990円)を購入して、バスに乗り込むと、そこは僕と同じ身なりの方々がたくさん居られました・・・ホッとしました(笑)そんなこんなで、定時の11時25分にバスは動き出し、扇沢をあとにしました。大町温泉郷には15分ほどで到着したので、バス停から徒歩で2分ほどの場所にある『大町温泉郷 湯けむり屋敷 薬師の湯』に行きました。

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薬師の湯

〒398-0001
長野県大町市大町温泉郷 
TEL:0261-23-2834

4/25~10/31
6:00~21:00(最終入館 20:30)

11/1~4/24
8:00~21:00(最終入館 20:30)

入館料(施設利用料・入浴料含む)は通常600円だったのですが、100円引きの割引券をゲットしていたので500円になりました♪さて、公共機関を利用しての遠征で日帰り温泉を楽しむ時、デカザツクの置き場に毎回困るのですが、この『薬師の湯』では通路にザック置き場を設けてあるので、とっても助かりました!!

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ザック置き場

ザックから貴重品と温泉セットだけ持ち出すと、いざ、浴場へ・・・。旧館にある『体験風呂の館』か新館にある『アルプス自然浴の館』の「どちらに入ろうかなぁ~」と悩みましたが、露天風呂がある新館をチョイスしました。脱衣所でパパッと衣類を脱ぎ捨てると、まずは洗い場に向かい、9日間の旅の垢を擦り落としました・・・3回ほどゴシゴシ洗って、ようやくキレイになりました(笑)その後、露天風呂で気持ちの良い風に吹かれながら、30分ほど湯船に浸かって疲れを癒しました♪温泉から出ると、まずは祝杯をあげねば・・・と、館内にある食堂に行き、生ビール(500円)と唐揚げ(300円)、山菜そば(600円)+おにぎりを注文しました。座敷に移動して、「乾~杯!!」と小さな声で言って、グビッ、グビッと極上の一杯を唐揚げと一緒に楽しみましたが、この唐揚げは油っぽくてイマイチでオススメできませんが、その代わり、山菜そばはなかなかの味わいで、オススメできる逸品でした♪


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唐揚げはイマイチ

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山菜そばはオススメ!!

その後、500mlのビールを飲み干し、
食後のデザートに木イチゴのアイスを食べて、昼間のプチ宴会はお開き。

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使わなかった予備日の2日間を消化すべく、ゆっくりと余韻に浸れる場所に移動します。先ほどのバス停から信濃大町駅まで行き、こちらから電車で信濃木崎駅まで移動するつもりでしたが、駅員さんに尋ねてみると次の電車まで1時間ほど待ち時間があります。

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「ちょっと時間が勿体無いなぁ~」と思いながら、駅入口にあるコンビニで買い物をして、外でアイスを頬張りながら、ポ~としていると、先ほどの駅員さんが来られ、大町市民バス『ふれあい号』が出ている事を教えて下さいました・・・ありがとうございます。この『ふれあい号』だと20分ほど待てば来るとの事だったので指定の乗り場で待機して、無事に乗り込む事ができました。車内では利用状況を調べているとの事でアンケートをお願いされたり、途中から乗員は僕1人だけになったので、入浴施設『ゆ~ぷる木崎湖』に到着するまでの間、運転手さんとお話しながら楽しい時間を過ごさせていただきました。

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ゆ~ぷる木崎湖(入浴料:600円)

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ふれあい号・・・平日だけの運行だそうです

『ゆ~ぷる木崎湖』は明日の楽しみにして、1kmほど先にある『木崎湖キャンプ場』に向かいます。

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田園風景

のどかな風景を楽しみながら歩いていると、犬を散歩中のおじさんに「どこから登ったの?」と話し掛けられたので「親不知海岸から」と言うと、「オォ~、オレも負けておられん」と言われましたが、大漁を狙って明日から岩魚釣りに行かれるとの事でした。このおじさんとはキャンプ場までお喋りしながら歩き、お裾分けに若干の期待を膨らませながら、キャンプ場入口でお別れしました。

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気をつけて~

早速、管理棟で受付( テント持ち込み フリーサイト 1泊1名あたり:1,200円)を済ませた後、木崎湖の見晴らしの良い場所にテントを設営しました。

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ロケーション抜群!!

その後、先ほどの管理棟で生ビール(500円)を購入して、宴会の始まり、始まり~♪

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つまみは残り物で・・・

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アウトドアな風景

無線機でラジオを聴きながら旅の余韻に浸っていたら、ちょっと離れた場所でキャンプされていたファミリーのご主人が「良かったら、どうぞ」とサザエとトウモロコシを差し入れして下さいました・・・ありがとうございますぅ~♪♪

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ウマイッ!!

旅先で人から受ける優しさや親切は、とても有り難くて、とても嬉しいものです。今回の遠征ではたくさんの方々と出会い、たくさんの方々に助けて頂きながら、無事に歩き通す事ができました。このように良い山旅ができたのも、出産を控え、身重な身体で不安も多々あるにも関わらず、快く送り出してくれた奥様に感謝をしながら、今回の『北アルプス北部遠征』を終わりたいと思います・・・ありがとうございました♪


歩行データ(クリックで拡大)


今回の遠征の軌跡(クリックで拡大)
         
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針ノ木岳へ・・・8日目

2010/07/27(Tue)


午前2時30分、携帯のアラームで目が覚める。昨日、今回の遠征で初めて夕立が来た事で、それまでの1日の天候のパターンと変わったので本日も夕立が来るのは間違いなく、もしかしたら、昨日よりも早く夕立が来るかもしれません。針ノ木小屋まで雷を避けれるような安全な場所はなく、夕立が来る前に安全圏に入る為、本日も早起きです。昨日頂いたあんパンと『スープなしあわせ ぎゅっとしあわせ2009』から『押し麦と彩り野菜のトマトスープ』で朝食を済ませ、残っていたコンデンスミルクをほうじ茶にトッピングして、ミルクティーを作って美味しくいただきました♪

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朝食タイム♪

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即席のミルクティー

その後、いつものように着替え&片付けを済ませ、いつものようにロキソニンを飲むと外に出て、テントの撤収作業をしていると、もう1人、撤収作業をされている方がいましたが、昨日の男性の方はテントはビビィザックと言われていたので、昨日の男性に間違いありませんが、お互いに作業中なので声を掛ける事もなく、テキパキとパッキングまで済ませ、男性がトイレに行かれる時に「おはようございます」とお互いに挨拶を交わします。僕はもう出発するので、「すぐに追い抜かれると思いますが」と言って、4時40分にテント場を出発(10℃)やや肌寒かったのですが、少しカラダを動かすとちょうど良くなり、額に汗しながら登っていると、爺ヶ岳の夜明けです。足を止めて、しばし鑑賞して先を急ぎました。

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針ノ木岳方面に月発見!!

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爺ヶ岳の夜明け

歩きやすい登山道を右に剱岳や立山連峰の大展望を眺めながら歩いていると先ほどの男性が追いついて来られ、剱岳の斜面を指差しながら、「あそこの岩のところでビバークした」と面白い話を聞かせていただきました♪お互いに広がる絶景に歓喜しながらも、この健脚の男性とは歩くスピードが違うので先に行っていただき、その後ろをてくてく歩いて、6時18分、岩小屋沢岳(2,630.3m)に到着(18℃)先に進まれていると思っていた男性がひょこっと顔を出されたので、ちょっとビックリしましたが、朝食タイムだったんですねぇ。食事中に申し訳なかったのですが、せっかくなので、パシャッと撮っていただきました♪

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剱岳をバックに♪

再び先行されていただきましたが、すぐに追い抜かれて、7時3分、新越山荘に到着。先に進まれる男性を見送って、僕はお楽しみのカップラーメン(お湯あり:400円)とアクエリアス(550円)を注文して、美味しくいただきました♪


針ノ木岳方面を望む(クリックで拡大)

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新越山荘

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スッカリ病み付きに・・・

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喰らってます(笑)

20分ほどゆっくり過ごして先へ進み、9時24分、鳴沢岳(2,641m)に到着(15℃)
せっかくの大展望なので、5分ほど展望を楽しんでから先に進みました。

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アオノツガザクラ

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鳴沢岳にて

途中、スバリ岳方面から登って来られた単独の男性と雷談義で盛り上がって、10分ほど立ち話で花を咲かせましたが、昨日、針ノ木岳方面の夕立はとても怖ろしかったそうですよ!その後は目の前に広がる剱岳、立山連峰にウットリしながら登って、9時24分、赤沢岳(2,677.8m)に到着(24℃)憩われていた登山者に撮影をお願いして記念撮影を終えた後、靴擦れ箇所の調子がちょっと悪くなったので、ロキソニンを飲んで10分ほど休憩してから先を急ぎました。

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大展望を目の前にしながら・・・

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赤沢岳にて

この先から眼下に黒部湖が見えるようになり、ガレ場で気は抜けませんでしたが、絶景に心が和みます。しかし、スバリ岳に取り付く頃になるとガスが湧き出てきて、いつ雷雲が発生するのか・・・ドキドキしながら先を急ぐのですが、なかなかスバリ岳の頂に到着しません。気ばかりが焦るのですが、11時28分、ようやくスバリ岳(2,752m)に到着(16℃)8分ほど休憩して、目の前にそびえる本日最後のピーク針ノ木岳を目指して歩き始めました。


黒部湖を望む(クリックで拡大)

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スバリ岳まであと少し・・・

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スバリ岳

一旦下って、マヤクボノコルまで下りると針ノ木岳の斜面に取り付くのですが、この斜面を登りきれば安全圏までは下るだけ・・・と思えば、俄然やる気も違います。ハァ~ハァ~息を切らしながら、山頂直下ではちょっとルートを間違えながらも這い上がって、12時22分、先行されていた男性に出迎えられて、針ノ木岳(2,820.6m)に登頂(20℃)う~ん、感無量、しばらくの間、絶景を楽しみました!

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目の前にそびえる針ノ木岳

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針ノ木岳にて

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往路を振り返る

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蓮華岳を望む

夕立が気になり始めたので、12時54分、名残を惜しみながらも下山開始。あちらこちらで道草をしながら下って、「もうすぐ針ノ木小屋かなー」と思っていたら、スバリ岳上空からゴロゴロと音がし始めたので、ヤバイ、ヤバイ・・・と飛ぶように急いで、13時32分、無事に針ノ木小屋に到着。

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ガスが蠢く

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針ノ木小屋発見!!

ここまで来れば、もう安心なのですが、今回の夕立はその後が続かなかったので空振りに終わったようでが、またいつ来るか分からないので、今のうちにテントの設営まで終わらせておく事にしました。早速、売店で受付(500円)を済ませて、歩いて1~2分の場所にあるテント場に向かい、無事に設営を終える事ができました。

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ホッとひと息

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テント場からの絶景

先ほどの男性は針ノ木雪渓側に歩いて30分ほどの場所にある水場まで行かれるとの事、僕はすでにリラックスモードに入っていたので、飲料水は小屋で購入する事にしました。男性とは宴会の約束をして、靴擦れの治療を済ませると、いつものように夕食&おつまみセットを持って小屋に向かいました。

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相変わらず、膿が止まりません(苦笑)

早速、小屋内で生ビール(1,000円)をご注文。

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おつまみは欠かせません

もう一杯飲み干す頃、雪渓の雪解け水でサッパリされた男性も戻って来られたので、とっておきの逸品『利尻島産の紫ウニ』の缶詰をご用意 !!こちらの缶詰、実はGWの利尻島遠征で家に泊めて貰ったりしてお世話になったご夫妻へのお礼に焼酎(特別蒸留「霧島」)を送ったのですが、逆にこのムラサキウニ&バフンウニの缶詰やリシリヒナゲシの切手シート+心温まる手紙をお返しに頂いたんです。バフンウニの缶詰は両親にプレゼントして、残ったムラサキウニの缶詰は今回の遠征の最後の日に食べようと思って持参しました♪

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利尻島の味

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北の旨味がビッシリ!!

せっかくなので、色んな方々にもお裾分けして、僕は生ビールと一緒に、男性は自己紹介をしていただいて、神奈川県からお来しの鹿島槍ヶ岳のkasimaさんとの事。もちろん、kasimaさんは梅酒と一緒にムラサキウニの味を楽しまれました。さて、今回は土用の丑の日もそっちのけだったのですが、kasimaさんがウナギの骨を持って来られていたので、ウナギを食べる事ができ、ちょっとだけ、土用の丑の日気分を味わう事ができました♪

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ムラサキウニで盛り上がった宴会(一番手前の男性がkasimaさん)

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kasimaさん持参のウナギの骨・・・ウマイッ♪

室内が混雑し始めたので、外に移動して、小雨が降る中で夕食タイム。今宵はパスタソースのポモドーロにソーセージをトッピングしたものをいただきましたが、なかなか美味しくて良かったです♪その後、ムラサキウニの缶詰はグリーンパトロールのお姉さんがキレイに平らげて宴会はお開きしましたが、テントの奥での熊出没にちょっとドキドキしながらも、酔っ払っているし、明日も早いので、気にする事もなくテント場に戻って、20時過ぎに就寝・・・最終日に続く。

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今宵のディナー
         

鹿島槍ヶ岳へ・・・7日目

2010/07/26(Mon)


午前2時30分、イヤホン着用のデジタルオーディオプレーヤーのアラームで目が覚める。すぐに敷布団等を片付け、荷物を持って忍び足で部屋を抜け出て自炊室へと移動しました。こちらで昨日頂いたオールレーズンをお供にモーニング珈琲タイムをゆっくりと楽しみ、本日もロキソニンを飲んで、4時40分にキレット小屋を出発(10℃)

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本日もすぐにクサリ場あり、ハシゴ場ありの八峰キレットの難所越えが待ち構えています。朝日を浴びながら、連続して現れるクサリ場やハシゴ場を慎重に通過して八峰キレットを攻略すると、あとは比較的歩きやすい登山道になりましたが、油断しないように気を引き締め、急な斜面をジグザグに黙々と登って、6時32分、鹿島槍ヶ岳の北峰との分岐に到着(9℃)

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↑↓小屋を出てすぐに現れるハシゴ場やクサリ場↓↑

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朝日に照らされる八峰キレットの核心部

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↑↓踏み外しに注意↓↑

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分岐から望む鹿島槍ヶ岳北峰

分岐から10分ほど登って、誰も居ない鹿島槍ヶ岳の北峰に登頂(2,842m)周囲はガスで真っ白で展望が望めずに残念でしたが、八峰キレットの難所を無事に通過できた安堵感でいっぱいでした。展望は次の南峰で期待する事にして先を急ぎました。

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鹿島槍ヶ岳北峰

北峰との分岐まで戻ると吊り尾根を歩いて、7時20分、鹿島槍ヶ岳南峰(2,889m)に登頂。こちらは先ほどの北峰と違って、大勢の登山客で大賑わいでした。そんな喧騒の中、ちょっと肌寒かったのですが、ガスが晴れるのを待っていたら、動きがあってチラチラッと展望を楽しむ事ができました!20分ほど楽しんだ後、再びガスに包まれてしまったので、本日の宿泊地である種池山荘を目指して下山を開始。

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雪が残る吊り尾根

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鹿島槍ヶ岳南峰にて

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この先からは整備されていて遊歩道のように歩きやすく、足元に広がるお花畑、
剱岳や立山連峰を眺めながら、のんびり散策しながら歩いて、8時27分、布引山(2,683m)に到着。


歩きやすい登山道(クリックで拡大)

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群生するイワオウギ

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布引山付近から見上げる鹿島槍ヶ岳

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見晴らしの良い布引山

鹿島槍ヶ岳に名残を惜しみながら、5分ほど休憩してから先に進みました。少し下ったところでご婦人と仲良くなり、楽しくお喋りしながら歩いて、9時27分、冷池(ツベタイケ)山荘に到着。遅れて来られたご主人も合流し、僕はお楽しみのカップラーメン(お湯あり:400円)とアクエリアス(550円)、食後にはアイスクリームを食べながらご夫妻とのお喋りを楽しみました♪このご夫妻からはあんパンなどの食料から、まさかまさかの痛み止めのロキソニンまで頂きました・・・ありがとうございます。その後、ご夫妻とは種池山荘での再会を楽しみにして一旦お別れしました。その後、キレット小屋で一緒だった5人グループの方々も到着されたので、「アイスクリームありますよ~」と誘惑して、10時11分に山荘をあとにしました(笑)

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ハマッてます(笑)

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なめらかで濃厚な味わい深いおいしさのバニラアイスクリーム・・・デリシャス~♪

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お礼にお菓子を差し上げたら、とっても喜んで頂けましたぁ~♪

10分ほど下ると赤岩尾根との分岐がある冷乗越(ツベタノッコシ)があるのでこちらを見送って、ハイマツ帯の緩やかな斜面を更に登って、途中から爺ヶ岳中峰への小さな標識を目印にして左の斜面を登って、11時46分、爺ヶ岳中峰(2,669.8m)に登頂(21℃)

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気持ちの良い樹林帯

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展望の良い登山道

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ウサギギク

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ハクサンシャクナゲ

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爺ヶ岳最高峰まであと少し・・・

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爺ヶ岳最高峰の中峰

こちらは爺ヶ岳の最高峰で三角点があるにもかかわらず、山頂標識はボロボロだったので、記念撮影はせずに爺ヶ岳南峰(2,660m)を目指し、10分ほどで登頂しました。こちらの山頂標識は立派で記念撮影を無事に済ませる事ができました。この南峰には、僕が中峰に登っている間に抜かれた先ほどの5名グループの方々も休憩されていましたが、爺ヶ岳最高峰の中峰を登らずに通過してしまって後悔されていました。中峰まで戻ろうかと話し合われていましたが、本日は下界で宿を予約されていてフランス料理を食べないといけないらしく、爺ヶ岳最高峰への登頂は断念されました。20分ほど展望を楽しんでから眼下に見える種池山荘を目指して歩き始めました。

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爺ヶ岳南峰にて・・・サングラスすると、ちょっとガラ悪いなぁ~(笑)

ちょっと天候が心配だったので早歩きで先を急いで、13時8分、種池山荘に到着。

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種池山荘

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山荘から下界を見下ろす

先に到着されているであろうご夫妻を探しましたが見つからなかったので、もう扇沢に下りられたのかもしれません・・・。とりあえず、生ビール(900円)を注文して、また違うご夫妻の隣に座らせて貰って、乾~杯!!プァ~、たまりませ~ん♪ご主人にパシャッと撮影して貰ったり、おつまみを頂きながら楽しい時間を過ごしていたら、下山されたと思っていたご夫妻が声をかけてこられ、もう一度、お礼を言う事ができました・・・ありがとうございました♪

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ウマイッ!!

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またドコかの山でお会いできる日を楽しみにしています♪

見えなくなるまで後ろ姿を見送った後、受付でテント泊(500円)の手続きを済ませましたが、こちらの山荘の方々はテント泊者にもとっても感じが良く、オマケに「山荘のロビーにあるテレビは自由に見ても良いですよ」とか「自炊室もご自由にお使い下さい」とか、とっても優しいんです。白馬岳頂上宿舎とは打って変わって、この山荘宿泊者とテント泊者を差別しない雰囲気はとっても居心地が良いです。せっかくなので、あとから自炊室で生ビールでも飲みながら夕食タイムを楽しもうと思い、ひとまず、新越山荘方面に歩いて1~2分の場所にあるテント場に向かいました。こちらのテント場は石などを利用しての設営は禁止で、ペグでの設営だけが許可されています。ゆっくりと設営を楽しんで荷物をテント内に搬入していると、上空に雷鳴が轟き、ポツポツと雨が降り始め、すぐに本降りの雨に変わり、夕立がやってきました。間一髪、テント内に滑り込んでずぶ濡れは回避できましたが、しばらくの間、蒸し暑いテント内に閉じ込められてしまいました・・・暑いのは苦手です(苦笑)昼寝もできず、火は焚きたくないので珈琲も飲まず、ただただ夕立が過ぎ去るのを待ちました。しばらくすると雨は止み、再び太陽も顔を出し始めたので、夕食の道具とおつまみセットを持って自炊室に向かいましたが、またもや雨が降り始めました。

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テント場

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単三電池の充電を試みましたが、雨の為に中断(涙)

その後も晴れているのに雨が降ったりしていましたが、爺ヶ岳方面に虹が出現したので、急いでテントにカメラを取りに戻って、なんとかカメラに収める事ができました・・・油断大敵です(汗)

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爺ヶ岳南峰と虹


爺ヶ岳に架かる虹(クリックで拡大)

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入道雲・・・いよいよ夏本番!!

その後、雨も止み、虹も消え去ったので、外のベンチに腰掛け、ホッとひと息、雨上がりの珈琲タイム♪僕の前では単独の男性の方がトランギアのメスティンを使って焼きそばを作られていたので、トランギア好きの僕の目はキラリと光りました(笑)

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その後、また雨が降ってくると嫌だったので、自炊室にて夕食を作り始めるのですが、アルファ米はもう使いたくなかったので、昨日頂いたパンをフライパンで焼いて、温めたレトルトカレーと一緒に美味しくいただきました♪

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レトルトカレー


夕食後、先ほどベンチで一緒だった男性の方は栂海新道も歩かれており、その他にも色々とマニアックなコースを歩かれているようで話が弾みましたが、お酒は飲まれないとの事でした。ですが、僕のお手製梅酒を試しに飲んでいただくと、とても気に入っていただいたようで、僕は生ビールや缶ビールを飲みながら、男性の方は梅酒を飲みながら、山談義に花を咲かせて楽しい時間を過ごす事ができました♪

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夕暮れ(クリックで拡大)

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夕焼け

男性の方も明日は針ノ木小屋でテント泊との事なので、ロビーのテレビで天気予報を見た後、再会を楽しみにしてお別れしました 。僕は山のDVDまで鑑賞してからテント場に戻り、抗生物質を忘れずに飲んで、21時30分過ぎに就寝・・・8日目に続く。

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