栂海新道から朝日岳へ・・・3日目

2010/07/22(Thu)


午前2時30分過ぎに目が覚めたので外の様子をベンチレーターから伺ってみると、ガスっているものの雨の心配はなさそうなので、ホッとしました。もう少しだけ寝ようかなと思ったのですが、本日も行程は長いので、このまま出発の準備に取り掛かる事にしました。今朝はあまりお腹が空かないので朝食は割愛して、シュラフ等を片付けて着替え等を済ませた後、テントの撤収作業を手早く済ませて、いつものようにロキソニンを飲んで、4時5分に出発(13℃)

すぐに朝日岳との分岐がある水谷のコルを水平道に進路を取るのですが、水平とは名ばかりでアップダウンの連続です・・・。早朝からなかなかツラいところですが、まだまだ残雪が多く、雪渓を歩く場面が多いので、踏み抜きや滑落などに気を付けながら集中して歩いていたら、あっと言う間に時間が過ぎ、5時54分、朝日岳との分岐に到着。

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赤ペンキを目印にして歩く

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朝日岳との分岐

休憩はせずに先に進んで、6時20分、小桜ヶ原に到着したので、5分ほど休憩して歩き始めました。天候はいまいちでしたが、登山道脇にはハクサンコザクラやエゾリュウキンカ、チングルマ、ミネウスユキソウ、イヨフウロ、オタカラコウなど多くの花々が咲いていたので、あちらこちらで道草をしながら楽しく歩き、その後、殺風景な岩屑の斜面を黙々と登って、9時56分、雪倉岳(2,610.9m)に登頂(15℃)

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木道が続きます

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エゾリュウキンカ

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ミネウスユキソウ

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天候も回復の兆し

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雪倉岳へ最後の登り

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雪倉岳にて

記念撮影を済ませた後、登山靴を脱いで、30分ほど大休憩してから先に進みましたが、この頃には天候も回復し、真っ青な気持ちの良い青空が広がっていました。

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白馬岳を望む

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雪倉岳を振り返る

絶景を堪能しながら30分ほど下って、雪倉岳避難小屋に到着。せっかくなので、小屋内を拝見させていただいたのですが、なかなかキレイで驚きましたが、非常時のみ利用可との事です。

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雪倉岳避難小屋内

避難小屋から20分ほど歩くと、チングルマ、コバイケイソウなどのお花畑と雪渓の雪解け水が流れる、とても素敵な場所に辿り着いたので、先を急ぎたい気持ちはありましたが、このまま通過するだけでは非常に勿体ないので、大休憩をする事にしました。スーパーデリオス(浄水器)で2リットルの水を濾過して飲料水にしたり、お花畑を撮影したり、雪解け水で冷やしたタオルでカラダを拭いたり・・・シアワセ~♪

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いざ白馬岳へ

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水量豊富に流れています

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出発まで冷やしておきます

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コバイケイソウ(背景の山は白馬岳)


チングルマのお花畑(クリックで拡大)

その後もしばらくの間、お花畑にウットリしながら楽しい時間を過ごして、12時26分、本日2度目のロキソニンを飲んで、目の前にそびえる白馬岳の頂を目指して出発。雪渓のトラバースではだいぶ気温が上がっていたので雪がグズグズで足下が崩れたりしないか、ドキドキしながらのトラバースでしたが、ゆっくり、確実に進んで無事に通過する事ができ、15時7分、三国境に到着(20℃)

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雪渓をトラバース

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絶景に見惚れながら

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ハクサンイチゲ

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鉢の鞍部から往路を望む

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三国境

10分ほど休憩して先を急ぎ、馬ノ背と呼ばれる露岩帯も無事に通り抜け、16時20分、白馬岳(2,932.2m)に登頂(16℃)あいにく、周囲はガスに覆われてしまって展望はありませんでしたが、ようやくここまで辿り着く事ができた達成感と本日の残りの行程は下るだけという安堵感から「う~ん、感無量」

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馬ノ背が続きます

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ブロッケンも出現

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白馬岳にて

20分ほど休憩して、本日の幕営地である白馬岳頂上宿舎のテント場を目指して下り始めました。

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白馬山荘を眼下に

あとは下るだけ・・・とは言っても、さすがにこの時間帯になると疲労度はピークに達しており、気持ちは先に行けども、カラダはなかなか思うように進みません。それでも白馬山荘でひと休みして更に頑張って下って、17時10分過ぎに白馬岳頂上宿舎への分岐に到着したので下ってみるのですが、テント場への入口は分かっても受付をするところが案内板もないので分かりません。おまけに建物のあちらこちらには宿泊者以外立ち入り禁止の立て札ばっかり・・・。仕方がないので大雪渓側に下ってみると、ようやくテント場の受付の看板を発見しましたが、なぜ、上の方にテントの受付場所を知らせる看板が一つもないのか不思議です・・・登山者は大雪渓からだけではないと思うんですけどねぇ(苦笑)

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食堂入口

食堂兼テントの受付にて、テント泊の受付(500円)を済ませた後、
まずはやたらと高い唐揚げ(450円)をつまみに生ビール(900円)で乾杯。

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ビールは高いとは思わないのですが・・・(笑)

ほろ酔い気分になった後、食堂前にある自動販売機で缶ビール(350ml:550円)とアクエリアス(500ml:450円)を購入してからテント場に向かいましたが、朝日小屋と違って、こちらはかなり多かったのですが、入口付近に場所を見出して無事に設営完了。

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自動販売機

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テント場付近に咲き乱れるミヤマオダマキ

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テント場

先ほどの受付の人の話では飲料水は黄色のタンクから汲んで下さいとの事だったのですが、誰も汲んでおらず、皆さん、水入れを持って、どこか違うところに汲みに行かれている様子だったので、女性の方に聞いてみると大雪渓側にちょっと下ったところに雪渓の雪解け水がたくさん出ているとの事でした・・・。とりあえず、今日は夕暮れが良さそうなので水汲みは後回しにして、近くにある丸山(2,768m)まで登ってみる事にしました。8分ほどで到着しましたが、夕暮れを鑑賞しようと大勢の宿泊客で賑わっていました。その隙間に陣取って風強い中を待機していると、とっても素敵なショーに出逢う事ができましたぁ♪


暮れゆく剱岳(クリックで拡大)


杓子岳とかなとこ雲(クリックで拡大)

※かなとこ雲とは・・・成長した積乱雲の頂上部分が平らに広がったもの

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夕暮れ

1人、2人と帰る中、最後の最後まで粘って、夜の帳が下りる頃に下山開始。


夕焼け小焼け(クリックで拡大)

途中、大雪渓側にちょっと下って、雪渓の水を5リットル汲んでからテント場に戻りました。先ほど食べた唐揚げのおかげであまりお腹も空かないので、今宵はベビーバーグをフライパンで焼き、ケチャップをトッピングして、ビールと一緒に美味しくいただき、21時過ぎ、ほろ酔い気分で就寝・・・4日目に続く。

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栂海新道を歩く・・・2日目

2010/07/21(Wed)


午前5時9分、昨夜は携帯のアラームをセットせずに就寝したおかげで、カラダが欲する十分な睡眠をとれたようで疲労も筋肉痛も残っていません。着替え等を済ませ、ザックへのパッキングも手早く済ませ、痛み止めのロキソニンを飲んで、6時25分に出発(25℃)

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小屋前からの展望

痛み止めが完全に効いてくるのは
およそ30分ぐらい後なので、それまでは痛みをガマンしながら歩きます。

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白鳥小屋を出発して1時間ほど経った頃、本日最初のマムシと遭遇(苦笑)

「今日も気を付けないと・・・」と気を引き締めて、8時ジャスト、下駒岳(1,241m)に到着(24℃)

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今日は昨日と違って体調は良いのですが、靴擦れは痛み止めを飲んでいても、薄皮一枚増えたような感じなのでやっぱり痛く、それでも痛みに堪えながら歩いていると、本日2匹目のマムシと遭遇・・・。

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眺めの良い場所

気を取り直して先を急ぎ、8時50分、菊石山(1,209.8m)に到着。

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その先で4人組のご年配の方々が憩われていたので、僕も混ぜて貰って休憩タイム。

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皆さん元気です!!

水場などの情報交換をしながら楽しいひとときを過ごさせていただき、
痛いのも忘れて意気揚々と進んで、9時31分、ブナ林が気持ち良い『黄蓮ノ水場』への分岐に到着。

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『黄蓮ノ水場』分岐

水場までは往復10分との事なので、タオルとプラティパスを持って斜面を駆け下りると、小さな沢があったので、喉を潤し、顔を洗い、水を3リットル調達。よく見ると、ちょっと深みのある場所があったので、しばらくは誰も来ないだろうと衣類を脱いで、ザブンと水浴びを楽しんだ後、分岐まで戻ると、ペロンと皮がめくれた靴擦れ箇所にオロナインを塗り、バンソーコーを貼ったりして治療を済ませ、10時23分に出発。

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カラダも気持ちもスッキリして意気揚々と歩いていたら、うっ、今度は黒マムシが・・・。

その後、稜線に出たかと思えば、またまたマムシ・・・
ここは栂海新道ではなく、蝮新道と言っても間違いではないほどマムシが多いです。

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Q:マムシはドコにいるでしょう?(クリックで拡大)

足下を凝視しながら歩いていると、何やら前方からひんやりとした風が吹いてきたので沢があるのかなーと思っていたら、あっ、残雪だぁ~♪ですが、ここの標高は1,346m前後、それでもこれだけの雪が残っているなんて、この付近は余程積雪が多いんでしょうねぇ。

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せっかくなので、束の間の『涼』を楽しんでから先を急ぎましたが、またしてもマムシと遭遇・・・。これでは下手にテントでも張ったら、カプッと噛まれる危険が高まりますねぇ(苦笑)

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先ほどの残雪を境にして、登山道脇で見られる花の数も増え、九州でも見られるシモツケソウやヤマブキショウマ、中部地方以北の本州,北海道の深山に分布するシラネアオイの姿も見る事ができました。

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シラネアオイ

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シモツケソウ

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ヤマブキショウマ

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あちらこちらで道草をしながらも、足下、手の置き場所には
細心の注意を払いながら進んで、13時15分、本日の宿泊地である栂海山荘に到着。

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栂海山荘にて

早速、室内に入ってみると、ご夫婦と思われる2人組が居られたのですが、
小屋内は暑かったので「こんにちわ~」と軽く挨拶をしただけで、すぐに外に出ました。

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栂海山荘内

外を散策したりしながらゆっくりしていると、上から1人、2人と下りて来られました。

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山荘前にあるヘリポート

↓ヘリポート左奥にあるトイレ↓
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ワイルドです!

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交尾中のアマガエル

山荘内に居られたご夫婦も出て来られ、僕の靴擦れ箇所を見られると、奥さんが「かわいそう」と言われ、バンドエイドやワセリンを頂き、その後も昨日蚊に刺された箇所をボリボリ掻いていたら、「これあげるから塗ってみて」と塗り薬(オイラックスA )を頂きましたが、皮膚との相性が良かったのか、これが魔法のようにすぐにピタッと痒みが止まるんです。僕もシオノギD軟膏を持ってきていたので塗っていたのですが、全く効き目がありませんでした・・・ありがとうございましたぁ♪

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バンドエイドとワセリン

僕は珈琲を飲みながら、皆さんと山談義に花を咲かせました♪

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珈琲タイム

その後、夕食を作るのですが、本日はアルファ米にレトルトの牛丼をトッピングしたのですが、アルファ米を食べていると、ウッと戻しそうになるのです。5月のGWに利尻山に登った時も同じように戻しそうになったので、体質が変わってしまったのか、アルファ米をカラダが受け付けないようになってしまったようです。ですが、残すわけにはいかないので、涙目になりながらも頑張って胃袋に流し込みました・・・。

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本日は牛丼

そんな苦痛な夕食タイムの後、地元の新潟県から来られている単独の男性の方からベビーハムやあんパン、タラの塩焼き、ソーセージ、お菓子などを頂きました・・・下山される皆さんは太っ腹だなー♪

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頂いたベビーハム

タラの塩焼きとベビーハム、ソーセージ以外はお口直しに全部平らげて
明日の長丁場に備え、カロリーをいっぱい蓄えました・・・ゴチソウサマでした!!

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仲良くなった皆さんと♪

その後、僕と新潟の男性以外は山荘に入られ、外のベンチには新潟県の方と2人きりになったので、東北地方の山を色々と教えていただきながら楽しい時間を過ごしていましたが、夕刻が迫る頃になるとブヨが飛び回るようになり、数ヶ所噛まれて、山荘内に逃げ込みました。

こちらの小屋はサワガニ山岳会の所有であり、基本的には避難小屋のような扱いで、この小屋をアテにして宿泊してはいけないそうです。例えば、白馬方面の栂池から入山して、朝日小屋に宿泊せず、栂海山荘をアテにして宿泊するのはダメらしいです。それと宿泊料金は決まっておらず、寄付という形をとられているので、僕もほんの気持ち程度でしたが寄付をさせていただきました。

19時過ぎ、僕はお世話になったご夫婦の隣に寝かせていただきましたが、蚊取り線香を焚かれていたので蚊やブヨの襲来とは皆無で気持ち良く眠りにつく事ができました・・・3日目に続く。
         

栂海新道を歩く・・・初日

2010/07/20(Tue)


午前3時25分に目が覚める・・・。

海風が気持ち良いけど、ちょっとベタベタするなぁ~(苦笑)

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寝床を手早く片付け、洗面等を手早く済ませ、『翡翠ふるさと館』横の水道で水を5.5リットル汲んだ後、栂海新道入口付近から海抜0mまで下りれるのか,ちょっと確信が持てなかったので、鬼蹴り岩と5投げ岩をバックに記念撮影を済ませて、4時43分に親不知ピアパークを出発(24℃)

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今回の装備・・・水5.5リットルをプラスして、総重量38kgオーバー

国道8号線を歩き始め、最初は歩道があって歩きやすかったのですが、しばらくすると歩道は消え、歩いているすぐそばを大型トラックが高速道路のように飛ばして走り去ります(恐)

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はねられないように細心の注意を払いながら進んでいると、
今度は目の前にトンネルが立ちはだかります・・・。

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先にちょっと進んでみたのですが、白線の内側と壁との距離が数十㎝しかなく、とても危ないです。

ですが、このトンネルの横に真っ暗でちょっと薄気味悪いのですが、レンガ造りのトンネルがありました。

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多分、歩行者の為のエスケープに残してあるのだろうと思い、勇気を振り絞ってトンネル内に突入しました。真っ暗でひんやりしているトンネル内を500mほど進むと出口に抜け出る事ができましたが、その先は線路にぶつかっただけで道路には出れそうにありませんでした(涙)

仕方がないので、来た道をてくてく戻る事に・・・。

再び先ほどのトンネル入口まで戻ると、意を決してトンネル内を歩き始めました。

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幸い、大型トラックが通過する前に抜ける事ができた・・・と思ったら、目の前には緩やかに登る坂道と再びトンネルが待ち構えていました。さすがにしんどかったので、中間付近にある親不知記念広場(自販機あり)でひと休みして、集中力を回復させてから先に進みました(26℃)

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親不知記念広場

この先も通り抜ける大型トラックに怯えながら、何とか無事に抜ける事ができ、6時12分、栂海新道入口に到着。道路を挟んで親不知観光ホテル(自販機あり)があり、その横から海抜0mまでは遊歩道が整備してあるようです。海抜0mでの禊ぎは親不知ピアパークで済ませたんだけどなーと思いつつも、あとから後悔するとイヤなので、ザックをデポして下りて行き、パシャッと記念撮影を済ませてから戻りました。

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海抜0mへ・・・

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見上げる先、目的地は遥か彼方

ホテルの駐車場にあるトイレは工事中で使えなかったのですが、
代わりに仮設トイレが設置してあったので、こちらで小用を済ませ、6時42分に入口を出発。

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栂海新道を出発

いよいよ、長大な栂海新道を歩き始めたのですが、登り始めて僅か30分近くでマムシと遭遇・・・。この栂海新道はマムシが多いと聞いていましたが、まさか、登り始めてすぐに遭遇するとは・・・前途多難な感じがします(汗)気を取り直して登っていくのですが、とても蒸し暑く、汗がダラダラ流れて止まる気配がありません。50分に1回、5分ほどの休憩をするのですが、休んでいても汗が止まる気配もありません。

九州の低山でもこんなに暑い事はなく、初めての経験です。

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とりあえず、水は5.5リットルほど担いでいるので、カラダが欲するだけの水を供給するように心がけながら先へと進みます。ですが、頭からソックスまでの全身、バケツをひっくり返したかのように汗でジュックリと濡れてしまい、そのせいで両足の踵付近に靴擦れができてしまったようです。すぐに登山靴とソックスを脱いで水疱に安全ピンを突き刺して、中に溜まった体液を排出しました。この治療に20分ほど費やしてしまいましたが、きちんとやっておかないと歩けなくなってしまいますので・・・。

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しばらくは快調に歩き、10時には入道山、10時27分には二本松峠に辿り着きましたが、尻高山への登りで再び靴擦れが悪化、おまけにあまりの暑さに体調を崩してしまったようです。

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そして、延々と続くかのような単調な登りにもウンザリし始めた、12時27分、なんとか尻高山(677.4m)まで辿り着く事ができましたが、この体調と靴擦れでは坂田峠から先はちょっと厳しいかな~と思いながら先を急ぎました。

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少し下ると、下りと思われる男性2人が登山道でダウンしていました。暑さでグロッキーなのは僕だけではなかったんだ、やっぱり、誰でもキツいんだなーと思ったら、ちょっとだけ気が楽になりました。その後も歩き続けたのですが、靴擦れがかなり悪化してしまい、痛くて思うように歩けません。体調も最悪で力がどんどん抜けていく感じがして、もう坂田峠から携帯でタクシーを呼んで下りようと心底思い、最後の力を振り絞るかのようにして坂田峠を目指しました。

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お力添えを~

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そして、13時20分、待ちに待った坂田峠に到着。

熊出没注意の看板にはドキッとしましたが、こちらはそれどころではない、
もう倒れ込む寸前だったので、レジャーシートを敷き、登山靴とソックスを脱いでお昼寝タイムzzz

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!?

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古びたお地蔵様が立つ坂田峠

30分ほど寝ると少し楽になったのですが、靴擦れは相変わらずなので、これ以上進むのは諦めてタクシーを呼ぼうと携帯の電源を入れたのですが、ガ~ン、圏外(涙)少し下にある数台が停められる駐車場まで行きましたが、やっぱり圏外・・・。坂田峠までで3リットルの水を飲み干し、残りは2.5リットルほどあるので、この場所でピバークする事も可能ですが、熊出没注意ですからねぇ~(苦笑)結局、シキ割の水場付近でピバークする事にして、痛み止めのロキソニンを飲んでから、14時9分に出発。

数歩歩いては靴擦れの痛みに堪えながら、
ゆっくり、ゆっくりと先に進むのですが、なかなか水場に辿り着きつきません。



もうギブアップ・・・と思いながら登っていると、先の方から水の流れる音が聴こえ始め、
「もうちょっと、もうちょっと」と声に出して頑張って、15時48分、待望のシキ割の水場に到着。

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くぅ~、冷たくて、とっても美味しい~♪

本日はこの近辺でピバークする予定でしたが、再び熊注意の看板があったり、美味しい水のおかげで少し体調も良くなったので、どうせなら白鳥小屋で宿泊した方が疲れもとれるから・・・と、自分自身を叱咤激励して、今晩と明日の分の水5リットル汲んで、16時15分に出発。

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途中、途中で休憩を多めに入れながら黙々と登っていると、
前方に見える小高い山の上に白鳥小屋と思われる建物を発見!

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もう少しだぁ~と残る力を振り絞って進むのですが、最後の最後で登っては下っての繰り返し・・・。

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それでもゴールが目の前にあるのが分かっているので、
ゆっくり、ゆっくり進んで、本日最後の登りをクリアーして、18時38分、白鳥小屋に到着・・・長かった~。

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白鳥小屋、手前は白鳥山(1286.9m)

早速、室内に入ってみると、他に誰も居らず、今夜は僕だけの貸切のようです。

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白鳥小屋内部

とりあえず、室内が暑かったので四方の窓を開けると蚊がドンドン入ってきたので、すぐにシャットアウト。でも、やっぱり暑いので、入口だけちょっと開けて持参した虫コナーズをぶら下げてみましたが、効果のほどは・・・。それから汗で濡れた衣類を脱いで干し、ボディタオルでカラダを拭き、アンダーウェアに着替え、、両足の靴擦れ箇所の消毒をし終えると睡魔には勝てず、19時30分過ぎ、夕食は後回しにして、そのまま寝てしまい、23時過ぎに目が覚めたので、チキンラーメンにパセリととろけるチーズをトッピングして遅めの夕食をいただきました。

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チキンラーメン

その後、持参した自家製梅酒の水割りを飲みましたが、
ほど良い酸味と柔らかな甘みは疲労回復には抜群で、とっても元気が出ました!!

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そして、ほろ酔い気分になった、0時10分、再び眠りにつきました・・・2日目に続く。
         
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