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北岳登山・・・6日目

2015/12/31(Thu)


午前4時17分、テントを叩く雪の音で目が覚める・・・吹雪いているなぁ~(テント内の気温-20℃)強風も収まっておらず、むしろ昨日よりも強さが増しているようです。「この調子じゃあ、今日は沈殿かなぁ~」とりあえず、シュラフから出ると寒いので、これ幸いに二度寝を決め込む事に・・・。2時間ほど寝て起きてみると外も明るくなっており、様子が分かるようになっていたので、ベンチレーターから覗いてみると、ホワイトアウトで何も見えない。「仕方がない、今日は沈殿に決めよう」と、再びシュラフの中に入って、2時間ほど経過すると、「なんか一瞬外が明るくなったような・・・」すぐに外の様子を伺ってみると、上空を覆っている雲の切れ間から青空がチラリ・・・。「これは晴れるかも、いや、きっと晴れる」そう信じて、シュラフから這い出て、出発の準備をし始めました。リョーユーパンのマンハッタ(通常バージョン)とコーヒーで朝食をとっている間に、風は強かったのですが、あっと言う間に天候は回復、行動には支障なさそうなので、10時1分に出発(-16℃)

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早朝の天候からは考えられないほどの見事な天候の回復ぶりで、どうやら、一年の最後を有終の美で飾る事ができそうです(^o^)時折、地吹雪に視界を遮られつつも、今日はその景色を楽しむ余裕さえあります。天候が安定すれば、日本最高所の縦走コースも気持ち良く歩く事ができ、11時30分、北岳山荘に到着。

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風紋と北岳

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北岳

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風を避けながら、『ナッツフル』を口に入れてエネルギー補給、10分ほど休憩してから北岳の頂を目指して取り付きました。八本歯のコルへの分岐を過ぎると、クサリ場やハシゴ場が現れるのですが、ここで下って来る複数の登山客と擦れ違いました。「どこから来たの?」と聞かれたので、「塩見岳から来た」と答えると、「頑張ったね~」と褒めて下さいました(^^♪単独の方からは握手を求められ、「パワーを貰ったよ」と言われてましたが、この方のテンションMAXな感じに、逆にこちらがパワーを頂いたような気がしました(笑)何日か振りに独り言じゃない、誰かと話ができて、とても楽しかったです♪そんなこんなで足取りも軽やかになったようで、12時57分、念願の北岳(標高3,193m)に登頂(-13℃)

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前回の白峰三山の冬季遠征から早7年の月日が流れてしまいましたが、また、この時期、この場所に立つ事ができて、感無量です\(^o^)/おまけに天候にも恵まれ、360度の大パノラマを堪能する事ができました!長居したかったのですが、南側から怪しげな雲が湧き始めていたので、13時14分、天候が悪化する前に下山開始。

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仙丈ヶ岳をバックに・・・

先ほど、擦れ違った方々は北岳山荘の冬季小屋泊のようで、前方には誰も居ません。自分のトレースを頼りにしながら中白根山まで戻って来たのですが、間ノ岳が近づくにつれ、ガスが飛び交うようになり、山頂直下で吹雪に捕まってしまいました・・・。ですが、山頂を越えれば、すぐに我が家があるので、ホワイトアウトでも恐れずに勇猛果敢に進む事ができ、15時46分、間ノ岳まで帰って来る事ができました(-16℃)テントも少し埋まっていましたが、無事でひと安心(^^♪

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お湯を沸かして、チャイで温まってから夕食作り!!縦走も6日目になると、食事にバリエーションが無くなるのですが、カラダが受け付ける食べ物が一番のご馳走なので、この日清の大盛り焼きそばが今の僕にとっては一番のご馳走なのです(笑)ですが、今日は大晦日、ラジオで聴こうと思っていた紅白歌合戦は残念ながら入らなかったので、せめて雰囲気ぐらいは味わいたいと思い、年越し蕎麦を作って食べました。「来年も良い年でありますように・・・」と願いつつ、21時過ぎに就寝・・・7日目に続く。

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間ノ岳を目指して・・・5日目

2015/12/30(Wed)


午前4時14分、目が覚める(小屋内の気温-9℃)久しぶりに暖かな朝を迎え、もうひと寝入りしたい気分でしたが、今日は間ノ岳の頂まで、標高差500mほど登らないといけないので、あまりゆっくりもできません。今朝もリョーユーパンのマンハッタン(限定販売のストロベリー)とコーヒーで朝食を終え、パッキングまで済ませて外に出ると、雲一つない青空が広がっており、絶好のアタック日和ヽ(^o^)丿間ノ岳まで行けば、あとは何度も行った事がある場所ばかりなので、とりあえずは安心する事ができます。「今までで最高の登山をしよう」と気合を入れて、7時39分に出発(-13℃)

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この先もトレースはなく、ダブルストックとワカンを駆使して進んで行くのですが、最初は膝付近の積雪で余裕の表情、井川越の登りになると、腰付近から胸付近までの積雪で悶絶(汗)この斜面を越えて、三国平まで辿り着ければ、風の通り道なので、ラッセルに苦しめられる事も無くなるはずなのですが・・・。ここが今日一番の頑張り所のようなので、シナモンアーモンドでエネルギーを補給しながら、少しずつ、少しずつ前進して、10時28分、無雪期の4倍以上の時間を掛けて、待望の三国平に到着(-10℃)予想通り、強風が吹き荒れていたので、風を避けられる窪地にて、アイゼンを装着。ダブルストックからピッケルに持ち替えてから先を急ぎました。

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井川越
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三国平

風は強いものの、ラッセルをしなくて良いので、井川越の時のように大幅に時間をロスする事もありません。三峰岳(ミブダケ)までは悪い所も無さそうなので、無雪期のコースタイムで抜ける事ができたら理想ですが・・・。それにしても、連日、素晴らしい好天に恵まれているので、予定通りに進む事が出来ているのですが、反面、何か怖い・・・。この状態のまま、下山させてくれると嬉しいのですが、今までの経験上から「そうは問屋が卸してはくれないんだろうなぁ~」

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間ノ岳

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仙丈ヶ岳

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塩見岳

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農鳥岳

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三峰岳

強風に煽られながらも、13時9分、三峰岳(標高2,999m)に到着。ここまで来れば、間ノ岳まであと少し、バックにそびえ立つ塩見岳に感慨深いものを感じながら、10分ほど休憩してから出発。

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三峰岳から仙丈ヶ岳を望む

三峰岳直下で仙塩尾根に別れを告げ、間ノ岳へと続く岩稜を登って行きます。雪質は割と硬め、アイゼンはサクサク、気持ち良く刺さってくれるので、周囲の絶景を楽しみながら気持ち良く登る事ができ、15時5分、白峰三山の一つ、間ノ岳(標高3,189.3m)に登頂(-13℃)このまま、しばらくの間、登頂の喜びの余韻に浸りたかったのですが、この間ノ岳で終わりではなく、今から間ノ岳直下にベースキャンプを築き、明日の北岳アタックに備えないといけません。3,000mオーバーで2日間過ごす予定なので、何があってもテントが倒壊しないように設営する為に整地等々、やる事が盛りだくさんです。場所は予め決めていたので、ピッケルからスコップに持ち替えて、黙々と雪面を掘り下げていき、日没前には作業を終える事ができたので、頑張ったご褒美に、絶景を心ゆくまで楽しんでからテント内に戻りました(^^♪

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天空の城(↑クリックで拡大)

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アーベントロートの北岳

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風紋と富士山

さすがに疲れたので、シーフードヌードルで簡単に夕食を終えると、明日の準備などを済ませて、21時50分に就寝・・・風が強まってきたけど、明日には収まってくれている事を祈りつつ、6日目に続く。

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間ノ岳を目指して・・・4日目

2015/12/29(Tue)


午前4時30分に起床(テント内の気温-13℃)一晩中、吹き荒れていた風は収まりつつあるようで、とりあえず、ホッと胸を撫で下ろしました・・・。外の様子をベンチレーターから覗いてみると、稜線上はガスが飛び交っているようです。とりあえず、行動には支障がなさそうなので、リョーユーパンのマンハッタ(通常バージョン)とコーヒーで朝食を済ませてから外に出て、テントの撤収まで無事に済ませて、6時5分に出発(-15℃)

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冷凍庫!?

強風吹き荒れる稜線を20分ほど登って、北荒川岳(標高2,697.6m)に到着(-16℃)新蛇抜山(標高2,667m)方面に下降するルートを確認してから、ワカンを装着して出発。ハンディGPSでルートは確認しながら進んでいるものの判断材料は多い方が良いので、テープはもちろんの事、伐枝の痕跡なども見逃さないよう慎重に先へと進みました。

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積雪量は、ワカンを装着していても腰まで嵌まり込んでしまう所もありましたが、全体的には膝付近、50cm~60cm程度なので歩きやすいです。ルートだけは間違えないように『石橋を叩いて渡る』気持ちで何度も何度も、GPSと地図でルートを確認しながら進み、10時31分、新蛇抜山分岐を通過(-6℃)黒糖くるみを口に放り込んで、もうひと頑張りして、10時55分、展望抜群の竜尾見晴に到着。この頃にはガスは消え去って晴れ渡っており、昨日、越えて来た塩見岳はもちろんの事、明日、向かう予定の三峰岳から間ノ岳方面のルートもはっきりと確認する事ができました。せっかくの絶景を目の前にしているので、先を急ぎたい気持ちをグッと抑えて、20分ほど休憩してから先へと進みました。

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トレースの持ち主は・・・

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白き峰々

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塩見岳を振り返る

無雪期であれば、2時間足らずで熊の平小屋まで辿り着く事ができるのですが、今は積雪期、そう簡単には辿り着かせてくれません。安倍荒倉岳(標高2,692.6m)までは割と順調に距離を稼いでいたのですが、その先からが積雪量がグッと増し、ワカンを装着していても腰付近まで沈んでしまいます。少しでも積雪量が少なさそうな所を探すのですが、どこもあまり変わらないようで、潔く地道にラッセルして、14時30分過ぎ、ようやく、熊の平への下降地点に・・・フゥ~。樹林帯に入ると、積雪量は膝付近だったので、ガンガン下りて、15時8分、無事に熊の平小屋に辿り着く事ができました(-13℃)

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安倍荒倉岳

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間ノ岳方面

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農鳥岳

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熊の平小屋

2階が冬季開放中なので階段を登って小屋内に入ってみると、とってもキレイ(^^♪ザックを下ろして重荷から解放されると、最初に向かった先は・・・。期待はしていなかったけど、「もしかしたら」と少しの可能性を信じて行ってみたら、凍らずに出ていました、湧水が・・・。ひと口飲んでみると、これがまさに甘露水、あまりの美味しさにウルッと涙が零れました(≧ω≦。)

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凍らずに流れていた湧水

おかげで、ラッセル疲れも吹っ飛び、農鳥岳のアーベントロートを楽しむ余裕もできました♪久しぶりに夜の帳が落ち始めるまで、ゆっくりと眺めてから小屋内に戻って夕食作り!本日も日清の大盛り焼きそばをガッツリ食べた後、明日の安全登山を星に願って、21時40分に就寝・・・5日目に続く。

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アーベントロートの農鳥岳

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熊の平冬季小屋内

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オリオン座と農鳥岳

         
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