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北の弧峰へ・・・2日目

2010/05/01(Sat)


午前3時54分、携帯のアラームで目が覚める。

早速、お湯を沸かして砂糖タップリの紅茶を飲みながら、携帯電話のiモードで天気予報チェック!!現在の天候はテントを叩く雪から悪天候な事が想像できましたが、天気予報では風は強いものの徐々に回復するとの事でした・・・ホッ。

風が強いとの事なので稜線上での行動が心配でしたが、風が強い分、雪面は磨かれるので、
アイゼンはしっかり刺さると思うので、ちょっとだけ安心しました・・・ズボズボ雪は苦手です(苦笑)

朝食にグラノーラとコーンシチューを混ぜ合わせて食べると、
テント内の片付けや着替えなどを済ませてから外へ・・・

先ほどまで降っていた雪は止んでおり、鴛泊港や礼文島も望む事ができました♪

2010050101.jpg
礼文島遠望

晴れる事が確信に変わると撤収も手早くなるもので、パパッとテントを収納、ザックへのパッキングも
無事に終え、6時35分、標高1,300m付近の稜線上にある避難小屋を目指して出発(-1℃)

すぐに先行して進んでいるスキーを履いた単独者を発見し、そのトレースを辿りながら歩きましたが、さすがはスキー、早い、早い。しばらくすると、その姿も見えなくなり、標高628m付近から急登になり始めたので、12本爪アイゼンを装着して、この先からはアイゼンとピッケルを駆使して登り始めました。

この頃になると太陽も顔を出し始め、雪面も予想通り、風に磨かれているので、アイゼンがしっかり効いて登りやすいです。しかし、標高が上がるに従って風は更に強くなり、地吹雪も激しさを増し、体勢を崩されないように耐風姿勢をとりながらの登山では、なかなか思うように進む事ができません。


地吹雪の中を進む

2010050103.jpg
振り返ると・・・

2010050104.jpg
絶景が広がっていましたぁ~♪

それでもジリジリと登り続けて、稜線まで上がる事ができましたが、
吹き飛ばされるほどのものすごい強風・・・。

利尻山は風に注意と聞いていましたが、いやいや、ホントにスゴイ(汗)

それに、風は冷たく、標高3,000mオーバーと変わらない冷たさなのですが、
実際の気温は-1℃ほどで、風の冷たさと気温とのギャップに戸惑います・・・(苦笑)

とりあえず、身を隠せそうな岩がポツンと1つあったので小休憩をしていると、
大学生と思われる二人組の女性も到着され、あまりの強風にお互いに苦笑い。

この二人組は森林限界付近にテントを設営していると言われ、
様子見でここまで登って来たとの事、明日、山頂での再会を楽しみにして、僕は先へと進みました。

ここからは痩せ尾根で雪庇が発達していたので、なるべく雪庇が張り出している方に近づかないように歩くのですが、強風で追いやられて、ハッと気付くと、いつの間にか雪庇の上を歩いている事も度々あってゾッとする事もしばしば(苦笑)

2010050105.jpg
左側は奈落の底・・・(恐)


ベールに包まれた利尻富士

時々、襲ってくる悪魔の息吹きのような烈風にも耐風姿勢で耐えながら
慎重に進んで、12時19分、長官山(標高1,218m)の山頂に到着。

2010050108.jpg
長官山の山頂にて

ガスかかるものの眼下には本日の目的地である避難小屋も薄っすらと見えています・・・ホッ。

2010050109.jpg
避難小屋はドコにあるでしょう?

最後まで気を抜かないように・・・と思いながらも、やっぱり、足早になってしまいます。

2010050110.jpg

そんなこんなで、12時32分、避難小屋に到着。

2010050111.jpg
雪に埋もれた避難小屋

この時期、1階はまだ雪の下なので2階から入るのですが、入口の扉は凍り付いてピクリとも動きません。ピッケルを駆使して、なんとか凍り付いた部分を崩す事ができて小屋内に入る事ができましたが、扉を閉めると室内は真っ暗・・・。オマケに雪も降り込んでいて、とても素泊まりでは寝られる状態ではありません。外にテントを張る事も考えましたが、強風下でのテントの設営は飛ばされる危険性大なので、幸いな事に今日は僕以外に泊まられる方も居ないし、他に誰か来て邪魔になりそうだったら撤去する事にして、隅っこにテントを設営する事にしました。



ヘッドランプ着用で無事に設営し終えると、外に飲料用の雪を仕入れに行ったのですが、出た瞬間に地吹雪で全身真っ白の雪男の完成です(苦笑)言うまでもなく、ビニール袋にパパッと雪を詰め込んで、そそくさと小屋に退却しました(苦笑)

テント内の片付けも済ませたので、とりあえず、珈琲タイムを楽しむ事にしました。

2010050113.jpg
今回の遠征では『ニューカントリー102』をチョイス

風が強いのは難儀な事ですが、独立峰の良い点は障害となる山もないので、比較的、携帯電話が繋がりやすいという事です。これまで昼間っから真っ暗な避難小屋内に一人ぼっちで閉じ込められる事もなく、時間を余していたので、天気予報でもチェックしてみようかなと携帯電話の電源を入れてみると、mamatiasさんからのメールが届きました。時間潰しに付き合って貰おうと思って電話してみたら、現在、宮崎県の青島海岸をご家族でドライブ中との事でした・・・くぅ~、羨ましい(笑)

2010050114.jpg

その後、天気予報を調べてみると夕方には風が収まるとの事だったので、アーベントロートの利尻富士が楽しめるかも・・・と期待に胸を膨らませながら、夕暮れの撮影の為、早めに夕食を作る事にしました。

↓飲料水作り↓
2010050116.jpg

2010050115.jpg
アーバンテック スーパーデリオス

↑これは簡易タイプの浄水器なのですが、雪を溶かした水は美味しくないので、今回、
美味しい飲料水を飲みたいと思って持参してみましたが、これで漉した水はめっちゃウマイですぅ♪

雪山に行かれる方も行かれない方も、災害時の装備としてもオススメです!

※漉し方も容器の方をプッシュして押し出すようにして
使用するので、プラティパスでも使用する事ができますよ。

本日はアルファ米とレトルトカレー、パセリ、チーズをトッピングした『チーズカレーリゾット』を作りましたが、
カレーのスパイシーさとチーズのトロ~リ感が絶妙なハーモニーで、とっても美味しく頂きました♪

2010050117.jpg
夕食前に一品作ってみました

2010050118.jpg
レトルトカレー&アルファ米だけでもgood!!

後片付けを済ませていると時刻は18時過ぎになっており、そろそろ夕暮れ時かな・・・と、

外の様子を伺ってみると、「オォ~、晴れているぅ~♪」

風も弱まり、肝心の利尻富士の山頂付近には雲が残るものの、その全容が見れるのも
時間の問題だったので、カメラを急いでスタンバイして、しばらくの間、贅沢な撮影タイムを楽しみました♪


ほんのり薄紅色の利尻富士

カラダも冷えきった頃、太陽も地平線の彼方に消え去ったので、小屋内へと戻りました。


夕暮れ(右側は礼文島)

テント内に入ると奥様との定期交信を終えた後、
明日の晴れを祈って、鮭とば(ハラミ)を肴にバーボンで乾杯!!

全身ポカポカ~と温まって、20時30分、早々と就寝しました。
         
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