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不帰ノ嶮を越えて・・・5日目

2010/07/24(Sat)


午前4時30分、携帯のアラームで目が覚める。ベンチレーターから外の様子を伺ってみると、本日もガスに包まれていました・・・。とりあえず、お湯を沸かして『スープなしあわせ ぎゅっとしあわせ2009』の『北海道たまねぎのオニオンコンソメ』をを飲んで軽く朝食を済ませて着替えているとお隣さんから話し声が聴こえてきました。なんでも今日は天候が悪くなるとか・・・ホントかなぁ~。半信半疑でしたが、稜線上は風が強く吹いているようだったので半身だけ雨具を着用し、テント内の片付けを済ませて外に出ると、いつものようにパパッとテントを収納して、ロキソニンを飲んで、5時59分にテント場を出発(9℃)

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テント場

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ガスが晴れるも・・・

予想通り、稜線上は風が強くて寒かったのですが、動けば汗もかくので雨具は羽織らずに先に進みました。途中、左側の尾根に上がるような道との分岐に差し掛かりましたが、ガスっていて確証が持てなかったので、そのまま登山道沿いを進む事にしましたが、これが失敗でした。しばらく進んでも杓子岳への登り口に辿り着かないのでGPSで確認してみると、やっぱり、先ほどの分岐を左に進むべきでした。「戻るかなぁ~」と思いつつも、今更戻るのも嫌なので、他にルートがないか、GPSで確認してみると、ちょっと先に杓子岳に登る道があるようです!早速、その道との分岐まで行き、この場にザックをデポして、7時16分、杓子岳に向けて出発。重荷から解放されたので、ザレ場の道を駆け上がって、7時32分、杓子岳(2,812m)に登頂しましたが、ガスに包まれて何も見えないので記念撮影だけ済ませ、滞在時間僅か4分で往路を辿って先ほどの分岐まで戻りました。

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展望ゼロの杓子岳山頂

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下りていると晴れてきました・・・

出発の準備をしていると男女3人グループが来られたのですが、この方々も杓子岳の登り口を見逃してしまったとの事、「こちらからも登れますよ」と教えたら、とても喜んでいただけました。

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鑓ヶ岳

先に進むにつれ、天候も徐々に回復してガスも薄れていき、
8時46分、鑓ヶ岳(2,903.1m)に登頂する頃にはスッカリ晴れ渡っていました(15℃)

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下界は雲の下

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群生するミヤマオダマキ

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絶景も見え始める

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鑓ヶ岳までもう少し

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鑓ヶ岳にて

せっかくの大展望なので、30分ほどゆっくり休憩する事にしました。こちらは携帯電話(docomo)の電波が届いたので、奥様に生存確認のメールを送ったりしながら楽しく過ごして、9時28分、唐松岳を目指して再び歩き始めました。

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しばらくは広がる絶景を見ながら気持ちの良い稜線歩きを楽しんで、「もうすぐ天狗山荘だなー」と考えていたら、なぜか鼻血が・・・。この場でザックを降ろしてティッシュを出すのも面倒なので、山荘までガマンしようと歩いていたら、前から来られた5人グループの方がティッシュをくださいました・・・ありがとうございます♪途中、初見のウルップソウの姿の可愛らしさに歓喜しながら先に進み、雪田を通過して、10時16分、天狗山荘に到着。

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ウルップソウ

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雪田

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天狗山荘

食堂に行ってみると、『入口にはご自由にお使い下さい』との貼り紙が・・・登山客にとても優しい山荘です!さて、栂海新道を歩いている時から、カラダがカップラーメンをとても欲していたのですが、朝日小屋や白馬岳頂上宿舎には置いておらず、今まで食べる機会がありませんでしたが、この天狗山荘の食堂にはちゃんと置いてありました(お湯なし:300円、お湯あり:500円)すぐにお湯ありで、クー(450円)と一緒にご注文しましたが、う~ん、やっぱり、美味しいな~♪きっと、カラダが手っ取り早く塩分を補給できる食べ物として、カップラーメンを選択したんでしょうねぇ(笑)

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この天狗山荘、すぐ横には天狗池や雪田があったりして、水が豊富にあります。山荘の近くにテント場もあるようなので、機会があれば、テント泊でのんびりと数泊してみたいなーと思いながら、10時42分、後ろ髪を引かれながら先へと進み、20分ほどで、天狗ノ頭(2,812m)に到着(19℃)

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天狗池

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イワオウギが咲く登山道

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天狗の頭

この先から『天狗ノ大下り』と呼ばれるガレ場の下りで、落石せずに進むのが困難なほど足下が崩れやすかったのですが、幸いにも上からも下からも来られる登山客は居らず、ゆっくりと下って、12時32分、不帰キレットに到着。

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天狗ノ大下り

この先からいよいよ不帰ノ嶮の核心部に迫りますが、この頃になると周囲は再びガスに覆われてしまい、目の前にそびえる不帰ノ嶮は不気味に立ちはだかっていました。

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不帰ノ嶮

気を引き締めて気合いを入れ直し、12時42分に出発。まずは一峰に取り付くのですが、岩を持って体重をかけるとグラッと動いたりするところが多く、こちらは剱岳や槍穂間のキレットから比べると、ちょっと岩が脆いような感じがします。垂直壁への登りがあったりして大変でしたが、クサリもあるので考えていたよりも困難ではなく、30分ほどで一峰のピークに到着。

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一峰を見上げる

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一峰のピークにて

5分ほど休憩して先を急ぎましたが 、クサリ場があったり、スリリングなハシゴ渡りがあったりと気が抜けない場面が多々ありましたが、14時33分、ニ峰の北峰を通過、そして、14時52分、ニ峰の南峰に到着。

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ガスに包まれる二の峰

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下界では見慣れない標識(笑)

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クサリ場の連続

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ハシゴ渡り・・・壊れないかなぁ(苦笑)

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こんな場所にもライチョウが生息していました♪

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二峰の北峰

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二峰の南峰

緊張の連続で、さすがに疲れたので、10分ほど休憩して出発。天候が悪化する前に、この不帰ノ嶮は抜けておきたいと思いながら先を急ぐのですが、幾つもの小ピークを越えても、一向に三峰のピークに辿り着きません。疲労がピークに達し始めた頃、少しガスが薄くなって目の前にピークが見えました。

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足を滑らせないように・・・(汗)

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見えてきたピーク

「あれが三峰のピークかぁ~」と眺めていたら頂上に人影が見えたので、「あれっ、この時間帯に三峰に人が居るなんて、おかしいなぁ~」と思い、「ひょっとしたら、怪我をして動けなくなったのかも・・・到着したら無線機で救助要請をして」などと考えながら先を急ぎ、16時06分、三峰と思われるピークに到着しましたが、立派な標識が立っているので回り込んで見てみると、なっ、なんと、唐松岳(2,996.4m)の山頂でした・・・いつの間にか、三峰のピークは通過していたみたいです(苦笑)先ほどの人影は山頂から下って15分ほどの場所にある唐松岳頂上山荘から登って来た登山客でした。悲しいような嬉しいような、ちょっと戸惑いが隠せない登頂でしたが、とりあえずは安全圏に来れたので安堵しました♪

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唐松岳山頂にて

展望もないので、手早く記念撮影を済ませると、16時27分、唐松岳頂上山荘に向かいました。

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山頂直下

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山荘へ続く道

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コマクサ

登山道脇に咲き乱れるコマクサを愛でながら、20分ほどで山荘に到着。

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唐松岳頂上山荘

テントの受付(500円+トイレ利用料200円)を済ませ、生ビール(850円)とつまみのチーズたら(250円)を購入して、外のベンチで晩酌タイムを楽しんでいましたが、雨が降り始めたので、グィッと飲み干して、受付で煮沸済みの水2リットル(500ml:150円)を2リットル、入口の自動販売機で缶ビール(350ml:550円)を購入して外に出ると雨は止んでおり、このチャンスを逃すまいと、テント場に急いで向かいました。

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これが楽しみです!!

さて、この唐松岳頂上山荘のテント場は祖母谷(ババダニ)温泉からの登山道に沿ってあるのですが、手前の方は空いていないので、かなり下の方まで下らないと空いていません。結局、10分ほど下った場所にテントを張るスペースを見出して、無事に設営完了。その後、テント内に荷物を搬入していたら、再び雨が降り始め、間一髪セーフで濡れずに済みました・・・ホッ。

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急斜面に広がるテント場

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無事に設営完了・・・ふぅ~

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今回は長年愛用で年季の入ったKEENのニューポートでくつろぎタイム♪

労いの珈琲タイムを楽しんだ後、今宵の夕食タイムはアルファ米にレトルトのすき焼き丼をトッピングしていただきましたが、やっぱり、アルファ米はカラダに合わないようです(苦笑)

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その後、お口直しに晩酌タイムを楽しみ、21時過ぎに就寝・・・5日目に続く。

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好きです 北海の味
         
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