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甲斐駒ヶ岳・・・初日

2008/05/03(Sat)


2008050301.jpg
いざ黒戸尾根へ

午前5時前、携帯のアラームよりも早く目が覚める。

お隣さんはまだ夢の中なので、
あまり音を立てないようにソッと片付ける・・・。

その後、ジャムパンとあんパンで朝食タイム♪
珈琲を淹れる為にはバーナーを使用するので、ここではグッと我慢。

しばらくすると始発に乗車する方々が駅内に入って来られ、
それと同時にお隣さんもお目覚め・・・あっ、おはようございます~♪

食事も食べ終わり、外のトイレへ洗面等を済ませに行くと、まだ小雨が降っている・・・「晴れなくてもいいから雨だけは止んでくれないかな」と歯を磨きながら空にお祈りしたのですが、そんなにもお願いは無情にも却下され、5時50分過ぎ、一夜を共にしたお隣さんにお別れをして、予約していた北杜タクシー㈱の運転手さんに連れられて、竹宇駒ヶ岳神社へと出発。

道中、車内では道路脇を彩るシロバナオドリコソウなどの話で盛り上がり、小雨は降っているけど、
太陽がチラチラッと雲の切れ間から顔を出し始め、虹に出迎えられて、6時30分過ぎ、竹宇駒ヶ岳神社の駐車場に到着。

タクシー料金3,450円を支払って駐車場に降り立つと、
他の登山客の方々の注目を一斉に浴びる・・・ちょっとセレブ気分(笑)

そんな視線を浴びながらも、すぐに適当な場所を見つけて、
モーニングコーヒータイム・・・これだけは譲れない~♪

その後、セレブチックに珈琲を飲みながら準備をしていたら、
本格的に雨が降り始め、売店の軒下に急いで避難・・・ハァ~、前途多難(苦笑)

それでも気を取り直して、6時52分、駐車場を元気良く出発(14℃)

5分ほど歩くと、2002年3月の火災で焼失しましたが、2006年10月に再建された竹宇駒ヶ岳神社に到着したので、
安全祈願を本堂の神様と縁結びの神様にもお願いして、7時10分、気持ちも新たに再出発。

この頃になると先程まで降り続いていた雨は止み、このまま天候が回復してくれる事を祈りながら頑丈そうな吊橋で尾白川を渡り、尾白川渓谷遊歩道を見送って雑木林の中へ入ると、この先から「十二曲り」と呼ばれる登山道へ・・・いよいよ長大な黒戸尾根の登りの始まりだね!

カラダの調子を見ながら、ゆっくりと気持ちの良い雑木林を15分ほど登ると、日向山(標高1,659m)への登山道との分岐点に到着。もちろん黒戸尾根方面へと進み、この先から急登に息を弾ませながらも登山道脇に咲くムラサキケマンや居眠り中のコミヤマカタバミ、ミツバツツジやヤマザクラなどを愛でながら、途中、お猿さんとの出逢いに喜びながら順調に標高を稼いで登山道脇に笹が目立つようになった頃、横手・白須分岐(標高1,476m)に9時15分到着。

せっかく区切りの良い場所だったのですが、ここでは休憩せず、笹が生い茂る標高1,550m付近の「笹ノ平」と呼ばれる割と平坦な登山道を更に歩いて、急な登りになり始めた頃、単独の方が憩われていたので便乗して、9時41分、標高1,604m付近で10分間の休憩タイム(14℃)

この先から「八丁登り」と呼ばれる八丁坂の急登が始まるので、
入念にストレッチをして、こんぺいとうを3個ほど口に含んでからから出発。

この先辺りから登山道にも残雪が現れ始め、ザクザクとあの懐かしい感触を味わいながらも標高1,700mも越える頃になると登山道は残雪に埋もれ始め、アイスバーンにもなっており、これが少し厄介。それでも、まだまだピッケル&アイゼンの助けを借りる必要はなく、「ハァ~、ハァ~」と名前の通りに厳しい登りが続く八丁登りにグロッキー寸前になりながらも、目に飛び込んでくる苔むした森と残雪とのコラボの美しさに癒されて、もうひと頑張りすると、八丁登りを登りきったと思われる前屏風ノ頭(標高1,881m)に10時58分到着(14℃)

ここで10分間の休憩タイム。
この頃になると青空も出始め、遠くの山々がキレイだなぁ~♪

現在地を確認しながら、果実のとりこシリーズの
グアヴァミックス(レーズン、マンゴー、グアヴァ)のドライフルーツでエネルギー補給・・・美味しい~♪

ここから少し登ると、両側がスパッと鋭く切れ落ちた「刃渡り」と呼ばれる岩場(標高1,976m)に
11時28分に到着したのですが、クサリが取り付けてあるので、意外と難なく無事に通過・・・ちょっと拍子抜けかな(笑)

この調子だったら、この先も意外と楽に登れるかも・・・と内心ほくそ笑んでいたら、この先からが大変・・・クサリやハシゴの連続に、雨上がりで濡れて滑りやすい上に足元が凍結している所もあり、重荷を背負っているので非常に神経をすり減らしながら、一歩一歩確実にホールドして、なんとか無事に難所を通過して、12時9分、刀利天狗(標高2,049m)に到着(11℃)

「ふぅ~、疲れた~」とザックを放り出すように置いて、休憩タイム・・・。

しばらく休憩していると、先程、標高1,604m付近で一緒になった
単独の方も登って来られました・・・この方もバテてる、仲間だね~♪

話を聞いてみると、今年の2月に膝を大怪我されたそうで、リハビリを重ね、なんとか登れるようになり、
今回は完治したかどうかをこの黒戸尾根で試す為に登られたとの事・・・ちなみにこの方は黒戸尾根は3回目との事。

う~ん、スゴイ・・・ファイト!!

本日は5合目でテント泊をされるとの事だったので、7合目には美味しいビールがあるそうですよ・・・とお誘いして、
12時26分、「すぐに追い着かれますね」というセリフを残して、この方よりも先に刀利天狗を後にしました・・・。

ここから先は積雪量が増えてきましたが、トレースもあるので快適♪快適♪と油断していたら、ズボッと場所によっては太ももの付け根まで埋まる所もあって雪まみれになりながらも更に先へ進むと、徐々にズボッとトラップにハマる回数も増え始め、「うぅ~、疲れるなぁ~」と疲れがピークに達した時、ふと閃きが脳内を駆け巡る・・・「とりあえず、何事も試してみるべきだ!」と雪の斜面を50cmほど掘ってキレイな雪を取り出した後、こんぺいとうを3個口の中に放り込んで細かく砕いた後、先程掘り出した雪を口の中に放り込むと、「オォ~、これはかき氷みたいで美味しい~♪」とご満悦!この雪とこんぺいとうとの素敵なコラボのおかげで元気を取り戻し、13時30分、5合目に到着(8℃)

この5合目は以前は避難小屋があったのですが、老朽化の為に取り壊され、
テントが1張りあるだけでした・・・5合目避難小屋は今年再建される予定だとか。

この頃になると、周囲はガスに覆われており、小雨も降り始め、
またの天候悪化に危惧しながらも10分ほど休憩してから先を急ぎました。

この5合目から先は屏風岩や不動岩などの岩場をクサリとハシゴを使って登るのですが、
積雪&凍結しているので、ピッケルの助けを借りながら慎重に登る事に・・・。

一歩一歩が命懸けで、ピッケルだけでなく、木々の助けも借りながら体重+ザックの重量を支えられるだけの支点を確保して先に進む、とても効率の悪い登りが続くのですが、時間がかかっても、焦らず慌てず「安全登山」が最優先。

この5合目から先の岩場を無事にクリアーしたので、ホッとひと安心して雪の斜面をトラバースしていたら、突然、踏み込んだ所が崩れ、あわや滑落・・・の危機もピッケルによって救われて、「ふぅ~」と冷や汗を拭いて、今度は井村屋のようかん(煉)と雪とのコラボを楽しみながら更に先に進むと、なんかとても味のある吊橋に14時40分到着(10℃)

反対側から渡って来るご夫婦が居られたので休憩しながら待つ事に・・・渡り終えられてから少し談笑すると、あの5合目のテントの持ち主はこのご夫婦との事で、テントを張る場所は違えどもこの黒戸尾根の数少ないテント泊同士、お互いに親近感を持ち、すぐにとっても仲良しに・・・話したい事は山ほどあるのですが、お互いにまだ目的地へ到着していないので、それはまた次の機会に・・・とお別れしましたが、別れ際に「七丈小屋まであとどれ位ですか?」とお尋ねすると、「この先、7つほどクサリやハシゴを越えれば到着しますよ」との事、「あと7つも・・・ハァ~」

一つ目のハシゴを登りきり、下を覗き込むと、
ゾゾォ~、高所恐怖症の僕にはタマリマセン(苦笑)

この先も油断しないように確実にホールドして、ゆっくり、ゆっくりと登り、7つ目のハシゴを登り終えると、
ドッと疲れが出始め、「もう少し、もう少し」と自分を激励しながら進むと、木々の間からチラッと人工物が・・・。

先が見えれば元気100倍、疲れたカラダを引きずるように気持ちだけが先行して、15時39分、
外のベンチで憩われていた数人の方々の注目を一斉に浴びて、15時39分、7合目にある七丈第一小屋に無事到着。

ここでこの方々から「どこから来たの?」と問われ、「九州から・・・」とお答えすると、次から次に質問攻め・・・福岡に数年過ごされていた方も居られ、「九州はイイね~♪」と言われていたので、この九州の良さが分かるように他の方にもご説明・・・要するにご当地自慢かな(笑)

しばらく談笑した後、テント泊の受付をする為に小屋内に入ると、暖房がガンガンきいており、とっても暖かい・・・管理人さんにテント場代の500円とビール代(スーパードライの500ml)の700円を支払って、小屋の誘惑を振り切って外に出て、一旦はテント設営に向かったけど、この第一小屋からテント場まではかなり離れているようだったので、とりあえず、七丈第二小屋(閉鎖中)にザックをデポして、第一小屋に戻り、小屋前に設置してあるタンクから水を5リットル頂いた後、持参したおつまみ&ビールを持って、先程のベンチへ・・・。

プシュッ、ゴクゴク・・・ぷぁ~、この瞬間がタマリマセン♪

この瞬間の為に、この黒戸尾根の
長くツラい尾根道を選んだのかもしれません(笑)

くぅ~、とっても美味しい~♪♪

他の方々とも楽しく談笑しながら、とっても楽しい時間を過ごしていたのですが、ふと時計を見ると17時を過ぎており、まだまだ話したかったのですが、テント設営が待っておるので、「ではでは・・・」とお別れした後、再びザックを背負い、雪の斜面を15分ほど登ると、誰も居ない無人のテント場に到着(6℃)

先程まで見えていた鳳凰三山も、この頃になると周囲をガスに覆われ、何も見えなくなっていました・・・

このテント場からは甲府盆地の夜景がとってもキレイだというのに、う~ん、残念(涙)

このテント場、ほとんどが雪に埋もれていましたが、ここ数日で誰かが泊まったでしょうか、
一箇所だけ除雪してあったので、この場所に設営する事にしました・・・ラッキー♪

ガスは立ち込めても風はないので、
多少の除雪は必要でしたが、意外と楽にテント設営完了。

装備をテント内に入れて整理整頓をした後、
待望の夕食タイム・・・今日はお昼を食べていないので、お腹空いたなぁ~。

本日のメニューはわらびやぜんまいなどの山菜、油揚げ、わけぎ、とろろ昆布、天かすがトッピングされた先日の黒岳でも好評だった「具沢山なうどん」をご用意・・・ホントはナベを食べたかったのですが、今回は電車での移動距離が長く、食材が傷むのが怖かったので、断腸の思いで断念(苦笑)

でも、具沢山なうどんはとっても美味しい~♪
この黒戸尾根を思い出す時は、きっとこの味も一緒に思い出すだろうかぁ~♪

この後、お茶を飲みながら明日のルート確認をした後、
甲斐m駒ヶ岳への登頂を楽しみに、21時過ぎに早々と就寝・・・2日目に続く。

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再建された竹宇駒ヶ岳神社

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新緑の中を流れる尾白川

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標高1,550m付近の笹ノ平

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残雪の登山道

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刃渡り上部からの風景

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連続して現われるハシゴ

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刀利天狗にて

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トラップだらけの登山道

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石仏群の横を厳かに通り抜けて

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味のある吊橋・・・下は奈落の底が口を広げて待っている(苦笑)

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垂直のハシゴの上部より・・・ゾクゾク~

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7合目にある七丈第一小屋

2008050314.jpg
至福のひととき

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貸切のテント場より

2008050316.jpg
具沢山なうどん

         
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