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仙丈ヶ岳・・・3日目

2008/05/05(Mon)


2008050501.jpg
五合目の大滝ノ頭

午前1時30分、昨日と同時刻にバチっと起床する・・・。

昨夜は早々と就寝したおかげでカラダの疲れは
あまり残っておらず、スムーズに起き上がる事ができました!

入山前の天気予報では今日辺りから崩れる・・・と言っていたのですが、
ベンチレーターから外の様子を伺うと、満天の星空が広がっていました♪

でも、満天の星空を見ながら「今日は午前中が勝負だ!」と天気が崩れる事を予想して、ソイジョイ(マンゴーココナッツ)で軽く朝食を済ませた後、モーニングコーヒータイムを楽しみながら手早く準備を済ませ、登山靴&スパッツを装着して外へ・・・あまり寒くないなぁ~(1℃)

テントやシュラフなどの装備はこの場にデポして
音を立てないよう寝静まっているテント場を、2時58分、忍び足で出発。

樹林帯を5分ほど歩くと一旦林道に出るので、
この林道を横断して反対側からショートカットコースへ・・・。

いきなり、ズボッ・・・と、初っ端から雪に埋もれる。

「ハァ~、ここも雪質が悪いなぁ~」

とりあえず踏み跡はあるので、こちらを辿りながら樹林帯の中を30分ほど登っているとポッと平坦な登山道に出たので、「この付近が二合目かな?」と思っていたのですが、更に10分ほど進むと、二合目(標高2,183m)の標識を発見!!どうやら少し手前に出てしまったみたい(5℃)

この二合目から先は急登が待ち構えており、息を弾ませながら登っていると、徐々に夜も明け始め、ヘッドランプの明かりも不要になった頃、ふと後ろを振り返ると、とっても美しい朝焼けがビューティフル~♪が、それと同時に本日が悪天候になる事を確信して、「先を急がねば」と少しピッチを上げ、三合目(標高2,193m)を素通りして、時々、ズボッとトラップにハマリながらも黙々と登り続け、4時57分、四合目(標高2,424m)に到着(5℃)

不要になったヘッドランプを雨蓋のポケットに収納して、
ここから先は安全第一でアイゼンを装着して登る事に・・・5時9分出発。

先程の見事な朝焼けはいつの間にか終焉しており、その後は太陽が
顔を出す事もなく、上空には雲が広がり、今にも雨が降ってくるかのような曇天模様。

どうか午前中いっぱいは降りませんように~。

ザックザックと軽快に歩を進めていると、前方に登山道を遮るようにロープが張ってあり、「エッ、この先行ったらダメなの??」と戸惑いながらも他に道はなく、トレースもロープの向こう側へと続いているので、周囲を探索した後、この先に間違いない事を確信して進んで、5時38分、大滝ノ頭と呼ばれる五合目(標高2,531m)に到着(0℃)

10分ほど休憩して出発の準備をしていると、上から下りて来る登山者が居られたので、「もう上まで行って来られたんですか?」とお尋ねすると、「真っ白で何も見えないので小仙丈ヶ岳の手前で引き返した」との事・・・勿体無い。

順調に標高を稼いで標高も2,700m付近になると
森林限界を抜けたようでしたが、先程の方が言われたように真っ白で何も見えず・・・う~ん、残念。

でも、天候が悪化する事は予想していた事なので、
「今日は登頂する事が楽しみ」と慰めながら登っていると・・・

前方にライチョウを発見!!

「わぁ~、めっちゃカワイイ~♪」

2m近くまで近寄っても逃げないので、パシャッ、パシャッと撮影タイム~♪

時が経つのも忘れてライチョウと戯れていたのですが、
ふと我に返って後ろを振り返ると、ガスが晴れ始め、絶景が・・・ラッキ~♪

ライチョウと別れ、小仙丈ヶ岳への急登を息も絶え絶えになりながら登っていると、後方から登って来られる登山者の姿が見えたので、立ち止まって見ていると、こちらに手を振らってこられるので「社交的な人だなぁ~」と思って、こちらも手を振り返していたのですが、「う~ん、あのザックのカラー、見覚えがあるような・・・ないような・・・」と気になりながらも、小仙丈ヶ岳の山頂で一緒になるだろうから誰なのかはその時に判明するだろう・・・と、北岳の後方にそびえ立つ日本一の富士山の秀麗さに見惚れながら更に登り続けて、7時5分、小仙丈ヶ岳(標高2,855m)に到着(5℃)

さすがは南アルプスの女王と呼ばれる仙丈ヶ岳、
白きドレスを纏った姿は、とってもビューティフル~♪

あの途中ですれ違った方も、もう少しガマンしていれば、こんな素晴らしい絶景を堪能できたのになぁ~と思いながら寛いでいると、先程手を振って下さった方もご到着・・・あっ、昨日、甲斐駒ヶ岳で出会った心優しい山男さん♪「おはようございます~」と再会を喜んだ後、「ダブルストックなので、どこまで行けるか分かりませんが行ける所まで行ってみます」と言われ、「気を付けて~」とお見送りした後、再び絶景を堪能していると、今度は昨日の甲斐駒の山頂で盛り上がったご夫婦の方が到着されたので再会を喜び合った後、「ここで十分満足した」と言うご主人を奥様が引っ張るように、仙丈ヶ岳へと旅立たれました・・・う~ん、パワフル(笑)僕も絶景を心ゆくまで堪能したので、7時43分、仙丈ヶ岳に出発。

この頃になると、再びガスが飛び交い始め、
周囲はあっと言う間にガスに包まれてしまいました・・・。

でも、トレースはしっかりと付いているので道に迷う心配はほとんどなく、ピッケルで支点を確保しながら稜線上を歩いていたら、心優しい山男さんとバッタリお会いしたので「もう行って来られたんですか~?」とお尋ねすると、「いや、この先からの痩せ尾根がダブルストックでは不安だったので引き返した」との事でした・・・。

「不安を感じたら引き返す勇気も大切ですからね」とお伝えして、
「また、どこかの山でお会いしましょう~♪」と言って、お別れしました。

「登頂できなかったあの方の分まで頑張るぞぉ~」とヤル気を出したのですが、すぐに延々と続くかのような急登にダウン寸前・・・なんだかカラダに力が漲らない、それに足も重い・・・それでもダラダラと登っていたのですが、標高2,900m付近で休憩タイム。

「このダルさは標高のせいだろうか?」と考えながら、
こんぺいとうを3個口に含んで、5分ほど休憩して先を急ぎました・・・。

相変わらずキツイのはキツイのですが、先程よりも少しカラダが軽くなったので、「これは標高のせいではなく、単なるシャリバテだなぁ~」と安堵しつつもガスの中に続くトレースを眺めて、ハァ~と溜め息が出た頃、前方に再びライチョウを発見!動かずにジッと見ていると、次の瞬間、「うぁ~、ライチョウが飛んだ~♪」と、その飛翔する瞬間を見れてとっても感激・・・うるうる。

が、その次の瞬間・・・
「あぁ~、カメラ構えとけばよかったなぁ~」と、ちょっとだけ落胆(笑)

とっても素敵な瞬間を見れたので少し元気になって再び登っていると、
前方から下って来る人影が・・・あっ、先程のご夫婦の方じょないですかぁ~♪

「さっき、スゴイの見たんですよ~」と興奮しながら、
ライチョウのの話をしたら「私達も見たよ~」と興奮しながら話される・・・。

お互い興奮気味にライチョウ談義にしばし花を咲かせた後、「山頂までまだどれくらいありますか?」とお尋ねすると、「う~ん、あと30分ぐらいかな」との事・・・「えぇ~、まだそんなにぃ~、あぁ~、もうダメだぁ~」と言うと、「あっ、ダメよ、絶対に山頂へ行かないと!」と奥様に強く激励され、背中を押されて、再び、ガスの中を登り続け、足元と風に注意を払いながら無事に痩せ尾根も通過して、他のライチョウよりも一回りデカイ威風堂々なライチョウのボスに出迎えられて、9時19分、ついに仙丈ヶ岳(標高3,033m)へ登頂(3℃)

重荷に堪えて日本三大急登である黒戸尾根を歩き、
甲斐駒ヶ岳を越え、そして、今日やっと仙丈ヶ岳へ・・・うぅ~、感無量~♪

すぐにでも山頂標識とツーショット撮影したかったのですが、山頂標識付近には小団体さんが居られたので、風に吹かれながら虎視眈々とチャンスを窺っていると、この小団体さんは風が避けれる場所へと移動されたので、このチャンスを逃すまいと、パシャッ、パシャッとツーショット撮影・・・嬉しいなぁ~♪

その後はもちろん登頂をお祝いして、魅惑のコーヒータイム~♪

今日は5月5日・・・こどもの日なので、季節を感じれる物を・・・という事で、
屋根よりはるかに高い鯉のぼりをご用意・・・中の豆菓子が香ばしいなぁ~♪

そんなこんなで視界不良の山頂でも楽しい時間を過ごした後、
「そろそろタイムリミットかな」と、10時6分、山頂に別れを告げました・・・。

先程の痩せ尾根を無事に通過し、足早に下山していると、標高2,900m付近まで下りてきたところで本格的に雨が降り始めたので、ザックカバーを装着してから再び下っていると、標高2,868m付近で「トホシカメムシ」とバッタリ遭遇・・・最強のカメムシじゃない?とその雄姿にしばらく見惚れた後、先を急いで、11時14分、小仙丈ヶ岳に到着(4℃)

「ここまで来ればもう少しで樹林帯だなぁ~」と少しだけホッとする。

5分ほど休憩した後、これ以上強く降らない事を祈りながら出発。

水分を含んだ雪は脆くて崩れやすく、アイゼンが効かない箇所もあり、
何度か尻餅を突きながらも、12時1分、五合目の大滝ノ頭へと無事到着。

ここでは休憩をせず、更に先を急いでいると、四合目を過ぎた付近で雨足が強くなり始め、
「ふぅ~、疲れたなぁ~」と憂鬱な気分になりながらも黙々と下り続け、12時31分、三合目に到着。

ハァ~と溜め息をついて、ドカッと座り込み、少しだけ休憩タイム・・・。

こんぺいとうを3個口に放り込み、エネルギーを補給して、
「もう少し、もう少しだから・・・」と自分に言い聞かせて出発。

雨に打たれ、修行僧のように黙々と歩き続け、12時50分、二合目に到着。

相変わらず雨足は強いのですが、ここまで下りてくれば、
アイゼンなしでも大丈夫だね・・・と脱着し、少しだけ軽快になって出発。

比較的平坦な登山道を足取りも軽やかに歩いて、一合目の標識を過ぎた先辺りでアイスバーンになった箇所でツルッと転倒し、「危ない、危ない」と冷や汗をかいて細心の注意を払いながら下山する事にしましたが、この先は不要と思って外したアイゼンは意地でも装着したくない・・・と変な意地を張りながら、北沢峠へと続くアイスバーンと化した最後の急な下りを悪戦苦闘しながらも無事に下って、13時44分、北沢峠に到着。

冬期封鎖中のトイレの軒下で休憩をさせて貰った後、
雨に打たれながら、林道をてくてく歩いて、15時ジャスト、テント場に到着。

水汲みを済ませ、ビールを小屋へ買いに行くと、
その後、雨も更に強く降り始めたので、テント内へ引き篭り・・・。

さて、ここからが大変・・・濡れた雨具類はとりあえず入口付近に放置、カメラやザックなどの濡れた物を
タオルで拭いて、グローブ類は天井に干し、雨具はザックの上に置いて・・・う~ん、湿気と蒸気がものスゴイ(苦笑)

片付けもひと段落したので、雪の中に冷やしておいたビールを取り出して、
「今夜は贅沢するぞぉ~」と取り出したのが、非常食のビーフジャーキー♪

「乾杯~」の掛け声で、ゴクッゴクッと飲むビールのなんとも美味しい事!

おつまみのビーフジャーキーも味が濃くて、とっても美味しい~♪

その後「夕食はラーメンと赤飯を食べるぞぉ~」と意気込んで、夕食作り。

今日もお昼抜きだったので、とりあえず、ラーメンをササッと作る事に・・・
豚骨スープに乾燥野菜を入れただけのシンプルなラーメンの出来上がり~♪

ずるず~るずる~と食べると分かる山で食べるラーメンの美味しさ、
山で愛され続ける定番メニューなのか、分かるような気がしました・・・

ハァ~、ずるっ、シアワセ~♪

あっと言う間に完食した後、睡魔の猛襲に遭い、「もうダメだぁ~」と、
6時50分、シュラフ内に逃げ込んで早々と就寝・・・最終日に続く。

2008050502.jpg
ライチョウとの出逢い

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小仙丈より南アルプスの女王を望む

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標高№1(3,776m)の富士山と№2(3,192m)の北岳を望む

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小仙丈ヶ岳にて

2008050506.jpg
稜線上を慎重に…

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前方にそびえる仙丈ヶ岳

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ガスが蠢く…

2008050509.jpg
夏道を見下ろす

2008050510.jpg
再び登場~♪

2008050512.jpg
無事に登頂!

2008050511.jpg
こどもの日なので…

2008050513.jpg
ウサギちゃん発見!!

2008050514.jpg
延々と続くかのようなトレース

2008050515.jpg
最強?のトホシカメムシ

2008050516.jpg
残雪の四合目

2008050517.jpg
雪解けの二合目

2008050518.jpg
北沢峠

2008050519.jpg
てくてく歩いて…

2008050520.jpg
テント場へ続く樹林帯

         
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