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常念山脈縦走・・・2日目

2011/05/02(Mon)


テントを叩きつける雨音と強風でテントが飛ばされないかが気になって、なかなか寝付けなかったのですが、日付が変わる頃からテントの内側が凍りついていくのを見て、もう大丈夫だと確信したら、いつの間にか就寝していました・・・。

午前5時16分、寒さで目が覚める・・・テント内の気温-4℃

シュラフもダウンのベストも昨日の雨でシト~と湿っているのが原因のようで、とても寒く感じました。ベンチレーターから外の様子を伺うと、雲は多いものの晴れているようです。とりあえず、シュラフから出て、テント内を整理整頓し終えると、ストーブに火を入れて、お湯を沸かし、たんぱく質の摂取を目的とした特製ココア(ミルクココアにきな粉+黒糖を加えたもの)を飲みました。

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F-01Cで撮影

カラダが温まると、お腹も空いてきたので、
昨晩の炊き込みごはんに、生卵&そばつゆの素を投入して、雑炊を作りました。

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朝食の雑炊

その後、出発の準備を始めるのですが、昨日、濡れた物は全て凍りついていたので、思うように作業がはかどりません。焦っても仕方が無いので、ゆっくりと1つずつ作業を終わらせて、7時過ぎに外へ出ると、薄っすら雲はかかるものの絶景が広がっていました♪テントの撤収作業を始めようとしましたが、昨日、雨を吸った雪面はガチガチのアイスバーンになっており、アルミのスコップで掘ろうとしても、ビクともしません。仕方が無いので、先に燕岳に登る事にして、燕山荘でトイレ等を済ませた後、ザックにカメラと三脚等を詰め込んで、7時32分、ピッケル片手に持ち、アイゼンを装着して出発。

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快晴の朝

燕岳山頂までは、ほとんど夏道が出ているので難しい場所もなく、ピッケル&アイゼンも不要な気がしましたが、立ち止まって脱着するにも面倒だったので、そのまま散歩気分でゆっくりと登って、8時10分、あっけなく、燕岳(2,762.9m)に登頂(4℃)

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燕岳山頂にて

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槍ヶ岳遠望

撤収の事を考えると、のんびりする訳にもいかず、滞在時間5分ほどで下り始めました・・・。

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イルカ岩

帰路もゆっくり、あちらこちらで道草をしながら歩いて、9時7分、テント場に到着。早速、テントの撤収作業を開始するのですが、ガチガチに凍りついたアンカーの回収にかなりの時間が掛かってしまい、気が付けば、1時間以上過ぎていました。仕方が無いので、本日の行動は大天荘までとして、10時20分に出発。縦走路も夏道が出ている所が多く、軽快に歩を進めていきます。

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縦走路

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燕岳を振り返る

1時間ほど歩くと、表銀座縦走路の最初の難関『蛙岩(ゲエロイワ)』が行く手を塞ぎます。夏道は、この蛙岩を左に迂回するだけなので何の問題もないのですが、積雪期は、夏道は雪に埋もれ、雪庇も出ているので通行する事ができません。その為、積雪期は、この蛙岩の真ん中を通行するのですが、岩と岩との間が狭く、出口がトンネルのようになっているので、大きなザックを背負っていると通行する事ができません。ザックの中身を分割して2度ほど往復すれば通行する事も可能ですが、ちょっと面倒くさい。ふと、右側を見れば、行けそうな感じだったので様子を見に行ってみると、ちょっとスリリングな岩場でしたが、通過は問題なさそう。1箇所だけジャンプする所がありましたが、1~2分で通過できたので、荷物をバラして、色々試みて、冬道を通過しようとするよりも迂回した方が断然早いです(笑)

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蛙岩入口

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蛙岩出口

しばらくの間は難所も無く、目の前にそびえる
大天井岳や槍ヶ岳などの山々を見ながら歩いて、12時19分、大下りの頭に到着。

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大下りの頭

5分ほど休憩した後、トレースを辿って先を急いでいると、片足がズボッと雪面に埋まってしまいました。気温も上昇し、だいぶ雪面も柔らかくなってきたなぁ~と思いながら、片足を引き抜こうと思ったら、崩れた雪面の先には深さ3m以上の空洞が広がっていました・・・今、僕が座っている場所も空洞の上(恐)なるべく、雪面に負荷を与えないように片足を引き抜こうとするのですが、アイゼンが引っ掛かって思うように抜けません。まるで、爆弾の処理をするかのように、慎重に掘り起こし作業を繰り返し、なんとか無事に脱出。これからはトレースがある場所も気をつけないと、ズボッと埋まって、そのまま、落とし穴に落ちてしまいそうです(苦笑)

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大天井岳を望む

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雪面の恐怖

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落とし穴が姿を現す

ホッとしたのも束の間、次なる難関『為右衛吊岩(タメエモンツリイワ)』が立ちはだかります。為右衛吊岩を右に迂回するように進むのですが、所々、トレースが狭く、雪面が脆くて苦労させられましたが、短い距離で終わったので安心しました。

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為右衛吊岩を望む

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為右衛吊岩のトラバース

為右衛吊岩を越えると、夏道も出ており、雪面の崩壊にも気を付ける必要も無いので、広がる絶景を楽しみながら歩き、15時40分過ぎ、切通岩のクサリ場に到着しましたが、クサリやハシゴは利用可能だったので、何の問題も無く、無事に通過する事ができました。

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黄砂の影響で霞がかっています

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立ちはだかる大天井岳

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燕岳も遠ざかる

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切通岩のクサリ場

意外と緊張したのが、ハシゴを過ぎた辺りから大天井岳への取り付きまでのトラバースでした。雪面も脆く、ちょっとでも体制を崩して滑り出したら、ピッケルで止めるのも容易ではありません(汗)

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大天井岳への取り付き

5分ほど休憩してから出発しましたが、さすがにこの時間帯になると、疲労はピークに達しており、思うように足が動きません。それでも、1歩1歩、ゆっくり登って、やっと中腹まで来たところで、ハイチュウを口に放り込んで食べていると、「あれっ!?」と何やら異物感・・・銀歯の被せ物がとれてしまいました(泣)

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大天井岳への直登ルート

舌で触っても痛くはないので、ホッとひと安心。気を取り直し、黙々と岩稜帯を登って、山頂直下で雪面が現れたので少し緊張しましたが、あとは問題なく、17時28分、大天井岳(2,921.9m)に登頂(0℃)

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大天井岳にて

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槍ヶ岳を望む

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往路を望む

いつまでも居たい気分でしたが、暗くなる前にテントを設営したいので、17時42分、山頂をあとにしました。眼下には大天荘が見えているので、楽勝ムードだったのですが、途中からズボズボ雪で、場所によっては太腿の付け根まで埋まる次第・・・。なるべく埋まらない場所を探しながら下って、18時8分、大天荘のテント場に到着。テントは冬期閉鎖中の大天荘の前に1張、下ってくる途中の斜面に1張、このテント場に1張の計3張。テント場前にある冬期小屋の中には、結構な数の登山者が居るようでした。

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大天荘

強風に邪魔されながらも、昨日に比べたらそよ風程度などで、のんびりと楽しみながら設営しました。飲料用の雪をビニール袋に集めた後、テント内へ・・・。雪を溶かし、2リットルの飲料水を作ると、次は夕食作りなのですが、あまり食欲がありません。それでも、何か食べないといけないと思い、今宵はフライパンで餅を焼き、醤油と砂糖で味付けした磯辺焼きを作ってみましたが、とても美味しく、先ほどまで食欲がなかったのが嘘のように、ペロリと平らげてしまいました♪古くからある保存食の餅は偉大ですね!元々、餅が大好きなので、これからの遠征の主食にしようかなぁ~(笑)

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磯辺焼き

そんなこんなで、ホット梅酒(自家製)で、
ほろ酔い気分になりながら、22時過ぎに就寝・・・3日目に続く。
         
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