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荒川三山縦走・・・7日目

2011/08/07(Sun)


午前3時30分、携帯電話のアラーム(マナーモード)で目が覚める・・・。

周りの方々はまだ夢の中なので、抜き足差し足忍び足で静かに準備を済ませて、3時51分に避難小屋を出発、ご来光を楽しみに東岳(悪沢岳・標高3,141m)を目指します(8℃)避難小屋から東岳までは片道1時間40分の行程、日の出は4時50分頃なので、もっと前に出発したかったのですが、午前3時30分より前に出発の準備をしてはいけないと、昨日、小屋番の方から言われていました。通常であれば、間に合わないのですが、今朝は主装備を避難小屋にデポしており、ザック内はカメラ機材がほとんどで軽く、暗い岩尾根の縦走路も散歩気分で足早に歩く事ができます。この調子で進めば、なんとか日の出までには東岳に辿り着けそうです。最低のコルまで下りると、目の前には東岳がそびえ立っていたので、「意外に早く辿り着けそうだなぁ~」と思っていたのですが、斜面を巻きながら登って行くので、考えていたよりも時間をとられてしまいました・・・。焦る気持ちを抑えつつ、先を急いで、4時36分、南アルプス第3位の標高を誇る東岳に無事登頂(6℃)

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東岳にて

なんとか間に合って、ホッとひと安心、
遠くにそびえる富士山を眺めながら、ご来光を拝む事ができました♪

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雲海に浮かぶ富士山

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朝焼けに包まれる富士山

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どっちが高い?入道雲と背比べ

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ガス越しの幻想的な夜明け

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仙丈ヶ岳遠望

絶景を1時間ほど楽しんでから下山開始。途中、ホソバトリカブトや赤石岳に見惚れながら
ゆっくりと早朝の稜線散歩を楽しんで、6時23分、避難小屋まで無事に帰って来る事ができました。

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赤石岳と中岳

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ホソバトリカブト

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中岳避難小屋

出発の準備をしていると、小屋番の方からポカリスエットをいただきました!

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せっかくなので、グビッとイッキ飲みして景気をつけてから、6時53分に避難小屋を出発。本日のこれからの行程は9時間ほど、板屋岳(標高2,646m)や小河内(オゴウチ)岳(標高2,801.6m)などの山々を縦走しながら、今宵の宿泊地である三伏峠を目指します。本日も長丁場、雷雲が発生しない事を祈るのみです・・・。中岳に登ると、偶然にも埼玉県の方とバッタリ、「仙人とお会いしたような感じですよ」と言われ、再会を喜び合いました♪

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中岳にて

「またどこかの山でお会いしましょう」と言ってから先を急ぎました。10分ほどで荒川大崩壊地の崖っぷちに山頂標識がある前岳(標高3,068m)に到着しましたが、あと数年後も経てば、この標識は崩落で無くなってしまうかもしれません。

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ギリギリセーフの山頂標識

大崩壊地を横目にしながら、ガレの縁を慎重に歩き、標高差500mの斜面をぐんぐん下って行きます。

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50分ほどでカールの底に到着したので緑茶を飲みながら、5分ほど小休憩。

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オオシラビソの気持ちの良いトラバース道を1時間ほど歩くと、登山道脇から冷たい湧水が勢いよく流れ出ていました。早速、顔を洗い、歯を磨き、人目を気にしながら、カラダをタオルでゴシゴシ、最後に水を補給してから先を急ぎました。

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南アルプスの天然水でカルピスを作ります

水場から20分ほどで高山裏避難小屋に到着しましたが、
小屋番の方が苦手な感じの人だったので、足早に通過しました(苦笑)

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高山裏避難小屋

この先からたくさんの高山植物に彩られた
お花畑が続くので楽しみながら歩いて、11時17分、板屋岳に到着。

こちらは樹林に囲まれているので展望はなく、10分ほど休憩してから先を急ぎました(20℃)

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マルバダケフキのお花畑

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タカネマツムシソウ

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クルマユリ

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タカネグンナイフウロ

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カラマツソウ

30分ほど歩くと『瀬戸沢ノ頭』と呼ばれる広場に到着。先ほどの板屋岳とは違って展望も開けており、時間があれば、ゆっくりしたかったのですが、段々と天候が怪しくなってきたので、ここはグッと我慢して先を急ぎます。

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大日影山の山腹の樹林帯をトラバースしながら歩き、13時10分過ぎ、
いよいよ、小河内岳への取り付きとなったところで、周囲をガスに包まれてしまいました。

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同じようなパターンの天候が3日間は続くので、これから雷雲が来る事は間違いありません。小河内岳山頂直下には避難小屋があるので、最悪の時は逃げ込む事もできるのですが、昨日も予定を切り上げているので、本日も同じように切り上げてしまうと、明日の行程に支障が出てしまいます。色々と考えながらも、とりあえず、「小河内岳の頂まで行かなければ・・・」と頑張って登り、13時52分、小河内岳に到着。

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小河内岳

途中、1度だけゴロゴロと鳴っただけだったので、
このまま一気に稜線を抜けてしまうと思い、避難小屋には立ち寄らず、先を急ぎました。

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小河内岳避難小屋

しかし、前小河内岳(標高2,784m)の山頂直下で雨が降り始め、雷雲に捕まってしまいました・・・。進む事も退く事もできず、ただただ、ハイマツ帯に身を屈め、雷雲が過ぎ去るのを待ちます。真上で絶え間なく鳴り響く雷鳴に生きた心地はせずく、地獄に来たような感じです。最初は怖くて怖くて仕方なかったのですが、次第に腹をくくったのか、怖さよりもどのようにして雷に打たれて死ぬのか、そっちの方に興味が湧いてきました・・・。死への恐怖も薄れ、気持ちの整理もつき、覚悟を決めて、その時を待ちましたが、運良く、雷に打たれる事もなく、無事にやり過ごす事ができました。

この45分間の死への恐怖、一生忘れる事はないでしょう・・・。

まだ、ゴロゴロと鳴っていましたが、ようやく山頂付近から離れたので、今のうちにと前河内岳を越えました。周囲は相変わらずガスに包まれており、状況はよく分かりませんでしたが、災難は去ってホッとできるはずなのに、何やら胸騒ぎがします。「もう一度、夕立が来るかもしれない」と思い、もうあんな目に遇うのは嫌なので、ありったけの力を振り絞って先を急ぎ、15時43分、烏帽子岳(標高2,726m)に到着。

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こちらには新潟県から単独で来られた男性が居られたので、ここまで来れば、
目的地の三伏峠までは40分ほど、地獄から生還したという喜びを男性に撮っていただきました。

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大事にとっておいたカルピスをイッキ飲み(^o^)

5分ほど休憩していると、予想が的中し、再び、ポツポツと雨が降り始めました。

この男性にも早めに下られるように注意を促して下山開始。


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10分ほど先に進んで樹林帯に入ったところで、バケツをひっくり返したような土砂降りに・・・。登山道はみるみる間に川となり、傘で対処しましたが、登山靴の中はあっと言う間にずぶ濡れになってしまいました。薄暗く、滑りやすくなった登山道を精も根も尽き果てながら歩いて、16時30分、三伏峠に到着・・・フゥ~。

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グッタリする間もなく、テントの受付(700円)を済ませて、テント場に行くと、雨が降る中での設営開始。

テント生活も1週間、悪天候の中でもテキパキと順調に設営する事ができました。

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三伏峠のテント場

荷物の搬入も終わり、テント内に入ると登山靴に新聞紙を積めたり、濡れた衣類を干したり、カラダを拭いたり・・・と大忙し(汗)作業が一段落してから、ようやく、ホッと珈琲タイム。明日の行程は12時間、今日のような土砂降りが来る事を頭に入れながら、珈琲を片手に地図とにらめっこ(苦笑)

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とりあえず、出発時刻は体調と相談しながら決める事にして、夕食の準備を開始。

今宵は大好きなチキンラーメンに切り餅を2個トッピングして、お腹いっぱいいただきました♪

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ココ一番の元気の素(^o^)

夕食後、『焼き貝つぼ焼』をお供に、黒霧島のお湯割りで晩酌タイムを楽しみました。

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魚介類は焼酎によく合います♪

その後、携帯電話からインターネットにアクセス、ストックに記してあった名前を入力して検索すると、8月2日に発生した大沢岳での山岳事故の記事が出てきました。やっぱり、何かの縁を感じて、是が非でも頑張って北岳まで行こうと決意も新たに、20時30分に就寝・・・8日目に続く。         
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