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村山古道を歩く・・・2日目

2009/05/04(Mon)


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いざ村山古道へ・・・

午前2時過ぎ、携帯のアラームで目が覚め、厳かな朝を迎える・・・。

シュラフとの決別も今朝は寒くないので、あっさりと終わり、外の様子を伺うと、あいにくの曇り空でしたが、雨の心配はなさそうなので、ホッとひと安心しました。その後、お湯を沸かし、アルファ白米を仕込み、出来上がるまでの間、オリジナルチャイでホットなティータイムを過ごしました。10分ほど待つとアルファ白米も出来上がり、最後はこれにハウス食品のとろ~りおいしいコーンシチューの素を入れ、更に3分ほど待つと出来上がり。早速、パクッとひとくち・・・う~ん、このトロトロ・トロ~リ感がたまりません♪そして、モーニングタイムを楽しみながら後片付けを済ませた後、テントの撤収等々を済ませ、水6リットルを補充して、5時ジャストに村山浅間神社を出発(8℃)

本日の行程は村山古道を辿り、標高2,500mの
新六合目まで・・・標高差2,000mかぁ、頑張るぞぉー!!

入口から続く石畳はすぐに車道と合流し、目の前にそびえる富士の頂に身震いしながら緩やかな坂道を歩いていると、民家の庭に居たワンちゃんがけたたましく吠えるので、足早に過ぎ去ろうとしていたら、家の人が出てこられました。「朝早くから騒がせてすいません」と思っていたら、「オッ、今から」と話し掛けてこられたので、よく見てみたら、あっ、昨日の面白い人♪「今から登ります」とお伝えすると、「頑張って!」とエールをいただき、幸先の良いスタートを切る事ができました♪

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あの頂を目指して

その後、所々に設置してある標識を頼りに道路を詰めていき、5時33分、林道へと突入。こちらも緩やかな坂道で気持ちの良い汗をかきながら歩いて、5時46分、いよいよ草が生い茂る古道らしい道に・・・大丈夫かなぁ(苦笑)その心配は見事に的中し、必要なところには目印などはなく、誤って整備された道に進むと、下り始めたりして間違いに気付き、戻って、よ~く辺りを見回すと、「これ道かなぁ?」と疑ってしまうほどの獣道を先に入ってみると、今にも切れそうな白いビニールの紐が下がっていたり・・・この先、ホントに大丈夫かなぁ。その後も何度か同じような場面に遭遇しながら、何とか村山古道の攻略のヒントを掴む事ができました・・・それはズバリ、道は道にあらず、道なき道こそ、真の村山古道(笑)

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段々と険しくなり始め・・・

そんな風に思うようになってからは道に迷う事も無くなり、趣のあるケヤキの老木(幹周り3.5m)が1本立つ札打場跡(標高811m)に到着(8℃)ドカッとザックを下ろして、設置したある長椅子に腰掛けて休憩タイム。結構歩いたと思うのに、まだ標高811mとは・・・先はまだまだ長いなぁー。

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イイ感じの雰囲気♪

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現在も札がぶら下がる

10分ほどの休憩を終えると、更に奥地へと出発・・。杉林からヒノキ林の植林帯へと変わると、古道の踏み跡もしっかり残っていたので、ニリンソウなどの花々を愛でながら、マイペースで登り続け、8時8分、天照教富士山本社近くの道路(標高1,000m)に到着(10℃)ここから先は短パンにロングスパッツのニュージーランドスタイルで進む事にしました・・・このスタイルにはマックパック(カスケード75FL)のザックがよく似合います♪

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歩きやすい古道

ここから先はオリエンテーリングのコースにも利用されており、しっかりした踏み跡が続いているので安心しました。そんなこんなで、重荷に堪えながら、ゆっくり登って、8時54分、多数のベンチが設置してある緑陰広場(標高1,088m)に到着・・・ミズナラやブナ、ヒメシャラの木々が立ち並び、とても過ごしやすい場所だなぁ~♪せっかくなので、ザックを降ろして休憩タイム。目を閉じ、小鳥のさえずりを聴いていると、そのまま意識が遠のき、夢の世界へウトウト・・・。「ハッ、いかん、いかん、まだまだ先は長いのだから」と叱咤して、危険な誘惑が渦巻くこの場所から逃げ出すように先へと進みました(苦笑)

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気持ちイイ~♪

静岡県の教育施設である富士山麓山の村の立派な建物を横目に見ながら先へ進み、スズタケが密集している古道をてくてく歩いていると、木々の隙間から前方に軽トラックを発見。狩猟目的だと思うので、「間違って撃たれないだろうか・・・」など、音を立てないように抜き足差し足忍び足で冷や冷やしながら近づいてみると、男性の方が3人、すぐ横に猟銃を置いて休憩されていました。「どこまで行くのか?」と聞かれたので、「山頂まで行きます」とお答えすると、「頑張れよ」とエールをいただき、更に歩いて、10時27分、バイケイソウが群生する中宮八幡堂跡(標高1,266m)に到着。「昔の人々もバイケイソウに囲まれながら憩われたのかな」などと思いを馳せながら、5分ほど休憩してから出発。

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中宮八幡堂跡

この場所から20分ほど登ると富士山スカイラインに出たので、飛ばしてくる車に気を付けながらタタッと横断し、その後も適度に休憩を入れながら、ただ黙々と登り続け、13時51分、不動明王の石像が1体、お地蔵さんの石像が1体、首なしお地蔵さんの石像が2体並ぶ平坦地(標高1,864m)に到着(6℃)さすがにバテてしまい、30分ほど大休憩をする事にしました。登山靴とソックスを脱ぎ、足裏をマッサージし、白桃を食べて元気を取り戻し、14時28分に出発。

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不動明王

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その昔、廃仏毀釈で壊されたとか・・・

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デザートタイム♪

この先の大倒木帯を無事に抜け、再び樹林帯へと突入すると、さすがに標高1,800mを越えているので、古道にも腐れ雪がかなり残っていました。時折、ズボッと嵌りながらも先に進んでいると、なぜか、途中から目印が消失・・・無雪期時であれば踏み跡の痕跡もあったと思いますが、それも今は腐れ雪の下、う~ん、困った。とりあえず、GPSで目的地の方向は分かるので斜めに登りながら、目印が残っていないか、目を皿にしながら先へと進みました。ですが、なかなか目印を見つける事ができず、雪も段々と深くなり始め、このまま暗くなったらヤバいなぁと思いながら、思い切って、目的地と逆の方向へ登ってみると、オォ~、目印発見♪この辺りから目印も復活し、17時22分、宮口五合目登山口・宝永山分岐地点(標高2,371m)に到着(3℃)

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大倒木帯に突入

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腐れ雪出現

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宮口五合目登山口・宝永山分岐地点

宮口五合目登山口駐車場へと続くトレースはあるのですが、村山古道は新六合目まで真っ直ぐ目指しているので、僕も例外なく直登する事にしました。ややクラスト気味の斜面に悪戦苦闘しながらも、ゆっくりと確実に登り、途中から崩れやすいガレ場にトラバースして、転倒や落石などに気を付けながら慎重に登っていると、ガスでよく見えないのですが、前方に建物のようなシルエットを発見。あれがきっと新六合目に違いない・・・そう思うと、残っている全ての力を振り絞って登り、18時12分、村山古道完歩&雲海荘・宝永山荘が立ち並ぶ新六合目(標高2,500m)に到着(-3℃)

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あと少し・・・


あのシルエットは・・・

「ヤッター♪♪」と満面の笑みでパシャッと記念撮影を済ませた後、今宵は雲海荘の前にテントを設営させて貰う事にしました。風もなかったので、パパッと設営を完了し、荷物の搬入も済ませ、さぁー、テント内に入ろうとしていたら、誰か下山してこられたので呼び止めて、上の状況をお尋ねしてみました。その方の話では、アイゼンの爪が刺さらないほどクラストしている所があるとの事でしたが、どれも部分的なものなので、転倒などしなければ大丈夫との事でした・・・貴重な情報をありがとうございました。

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感無量ですぅ~♪♪

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宝永山を望む

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今宵の宿泊地

その後、テント内へと潜り込み、夕食タイム。今宵の食材も昨夜と同様にベーコン、キャベツ、ニンジン、ぶなしめじ、それから中華麺をご用意。これらをフライパンに放り込み、塩・コショウ「助さん」と焼きそばソースで味付けをし、最後に青のりを振りかければ、ソースの香りが食欲をそそる焼きそばの出来上がり♪早速、パクッとひとくち、くぅ~、疲れたカラダにこの濃厚な味わい、たまりません(喜)もちろん、特製焼酎と一緒にとっても美味しくいただきました。ゆずの風味が疲れたカラダを癒してくれます♪

そんなこんなで、後片付け等を済ませ、
明日もハードなので、21時40分、早々と就寝・・・3日目に続く。

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今宵のディナー
         
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